民泊経営を効率化するためにクレジットカードの導入を考えている方も多いのではないでしょうか。
特典や利便性が充実したクレジットカードは、効率的な経費管理や資金繰りには欠かせません。
本記事では、民泊運営者に特におすすめの5つのクレジットカードを比較検討します。
クレジットカードの活用方法やよくある質問にも回答しますので、ぜひ参考にしてください。
各カードの特徴や活用例を参考にして、自身の経営スタイルに合った1枚を見つけましょう。
池袋で民泊運営しながら民泊代行サービスも展開
2018年に鎌倉で民泊運営を開始。その後、民泊運営代行も運営する傍ら、池袋(東京都)でも自社の民泊を運用中。
客単価と稼働率を上げることが得意。民泊運営のリアルな情報を発信している。
民泊経営に絶対おすすめのクレジットカードマル秘情報!
民泊経営を成功させるには、効率的な経費管理や資金繰りが欠かせません。
高額な設備購入や光熱費、予期せぬトラブル対応に役立つクレジットカードは、経営を支える重要なツールです。
ここでは民泊経営者におすすめのクレジットカードを特徴ごとに比較し、その中でも最もおすすめのダイナースクラブビジネスカードを詳しくご紹介します。
ダイナースクラブビジネスカードの特徴とメリット
カード名 | 上限金額 | 追加カード料金 | 年会費 | その他特典 |
ダイナースクラブ ビジネスカード | 一律の制限なし | 2枚まで無料 | 27,500円(税込) | 会計ソフトfreeeの優待、加盟店優待、物品保険、最高1億円の旅行傷害保険 |
ダイナースクラブビジネスカードは、民泊経営者に最もおすすめのカードです。
利用可能枠に一律の制限がないため、家具や家電の購入、内装工事など、民泊経営において一度に大きな支出が発生する場合でも安心して利用できます。
さらに、2枚までの追加カードを無料で発行できるため、従業員が使用しても管理がしやすいのが特徴です。
また、会計ソフトfreeeの優待や加盟店優待をはじめとした豊富な特典が付帯しており、経費管理を効率化するためのサポートも万全です。
物品保険や最高1億円の旅行傷害保険も付いています。
柔軟性と特典の両面で民泊経営者にとって非常に使いやすいカードです。
他のおすすめカードとの比較
カード名 | 上限金額 | 追加カード料金 | 年会費 | その他特典 |
ダイナースクラブビジネスカード | 一律の制限なし | 2枚まで無料 | 27,500円(税込) | 会計ソフトfreeeの優待、加盟店優待、物品保険、最高1億円の旅行傷害保険 |
アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード | 一律の制限なし | 13,200円(税込) | 36,300円(税込) | 出張時の保険、ラウンジ利用、ポイント還元率高、ETCカード年会費無料 |
セゾンビジネスプラチナアメックス | 個別審査 | 1枚3,300円(税込) | 初年度年会費無料(次年度より22,000円) | ホテル優待、優遇ポイントあり、旅行傷害保険 |
三井住友ビジネスプラチナカード for Owners | 原則200万円〜 | 5,500円(税込)/パートナー会員1名ごと | 55,000円(税込) | 旅行傷害保険、お買い物安心保険、レストラン優待 |
JCBプラチナ法人カード | 個別審査 | 6,600円(税込)/使用者1名追加ごと | 33,000円(税込) | 旅行傷害保険、Amazonビジネス連携、請求書カード払い可 |
ダイナースクラブ ビジネスカード以外にも、民泊経営に役立つカードは存在します。
以下でそれぞれのカードの詳細を説明しますので、どのカードが自分に合っているか確認してください。
クレジットカードを活用し、民泊経営の効率化や事業拡大を目指しましょう。
民泊経営におすすめのクレジットカード5選
民泊経営を成功させるには、経費の管理や特典の活用にも役立つクレジットカードの選択が重要です。
ここでは民泊オーナーに特におすすめのビジネスカードを厳選し、それぞれの特徴やメリットを比較します。
中でも最もおすすめなのは、ダイナースクラブ ビジネスカードです。
利用上限金額に一律の制限がなく、支払いサイトも最大50日まで延長できるなど、民泊経営に役立つ特典が充実しています。
他のカードについてもそれぞれの特徴を詳しく解説していきますので、自分のビジネススタイルに合った1枚を見つけてみてください。
ダイナースクラブビジネスカード
カード名 | 上限金額 | 追加カード料金 | 年会費 | その他特典 |
ダイナースクラブ ビジネスカード | 一律の制限なし | 2枚まで無料 | 27,500円(税込) | 会計ソフトfreeeの優待、加盟店優待、物品保険、最高1億円の旅行傷害保険 |
ダイナースクラブビジネスカードは、民泊経営者に最適な1枚として注目されています。
最大の特徴は、利用上限枠に一律の制限がない点です。
この柔軟性により、家具や家電の購入、物件改装費、清掃業者への支払いなど、高額な支出が多い民泊運営に対応できます。
利用枠を気にせず支払いを行えるため、事業拡大を考える経営者にとって強力な味方となるでしょう。
ポイントアップ加盟店が多くあるので効率よくポイントも貯まり、また有効期限もないため使い勝手が良いのが嬉しいところ。
多様な特典も付帯しており、民泊運営を効率化できます。
まず会計ソフトfreeeの優待が利用できるため、経費管理がスムーズになります。
freeeと連携させることで、利用履歴を自動で記録し、仕訳作業を効率化できます。
物品保険が付いているため、高額な家具や家電を購入する際も安心です。
購入品に万が一の破損や盗難があっても補償を受けられます。
さらに、ダイナースクラブビジネスカードは、最高1億円の旅行傷害保険を備えています。
出張が多い民泊経営者にとって、万が一のトラブルに備えられる点は大きな安心材料です。
利用者は2枚までの追加カードを無料で発行できるため、従業員が経費をカードで支払う際もコストがかかりません。
これにより、経費管理の効率がさらに向上します。
年会費は27,500円(税込)と高額に見えますが、特典内容を考えると十分に元が取れるカードといえます。
ダイナースクラブ ビジネスカードは、高額な支出が頻繁に発生する民泊経営において、利便性と安心感を両立した1枚です。
経費管理の効率化とともに、事業の拡大を目指す経営者にとって強い味方となるでしょう。
アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード
カード名 | 上限金額 | 追加カード料金 | 年会費 | その他特典 |
アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード | 一律の制限なし | 13,200円(税込) | 36,300円(税込) | 出張時の保険、ラウンジ利用、ポイント還元率高、ETCカード年会費無料 |
アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カードは、出張や商談が多い民泊経営者におすすめできるカードです。
大きな魅力は、ポイント還元率の高さと出張時のサポート特典にあります。
※ただしポイントは最大3年と有効期限があるので注意
特にラウンジ利用や海外旅行保険が充実しているため、国内外での移動が多い経営者には心強い1枚です。
ETCカードが無料で発行できるため、物件間の移動費を削減しつつ経費管理を一元化できます。
付帯する特典と保険も充実しています。
旅行傷害保険は最高1億円まで補償されるため、出張中のトラブル時にも安心です。
さらに、ラウンジ利用特典を活用すれば、国内外の空港で快適に過ごせるでしょう。
ポイント還元率が高く、カード利用額に応じて多くのポイントを獲得できます。
貯まったポイントは、備品購入や出張費の補填に活用可能です。
年会費は36,300円(税込)とやや高額です。
追加カードの年会費も13,200円(税込)と高めですが、出張や会議が多い民泊経営者にとっては価値のあるカードでしょう。
セゾンビジネスプラチナアメックス
カード名 | 上限金額 | 追加カード料金 | 年会費 | その他特典 |
セゾンビジネスプラチナアメックス | 個別審査 | 1枚3,300円(税込) | 初年度年会費無料(次年度より22,000円) | ホテル優待、優遇ポイントあり、旅行傷害保険 |
セゾンビジネスプラチナアメックスは、コストパフォーマンスに優れたビジネスカードです。
初年度年会費が無料で、次年度以降も22,000円(税込)と比較的手頃な価格で利用できる点が特徴です。
利用上限は個別審査なので、必ず高額支出に対応できるわけではありません。
ですが、高額枠を得られれば、新規物件の立ち上げや内装工事の費用をカードでカバーできます。
旅行傷害保険が付帯しており、最高1億円まで補償されるため、出張時のトラブルにも安心です。
優遇ポイントプログラムを提供しており、利用額に応じて効率的にポイントを貯めることができます。
貯まったポイントは、アメニティや備品の購入、スタッフへの福利厚生に活用可能です。
提携レストランでの割引や優待が利用できるため、パートナー企業や投資家との関係構築にも役立ちます。
セゾンビジネスプラチナアメックスは初年度無料ですが、サービス内容が自分に合っているか確認してから利用しましょう。
三井住友ビジネスプラチナカード for Owners
カード名 | 上限金額 | 追加カード料金 | 年会費 | その他特典 |
三井住友ビジネスプラチナカード for Owners | 原則200万円〜 | 5,500円(税込)/パートナー会員1名ごと | 55,000円(税込) | 旅行傷害保険、お買い物安心保険、レストラン優待 |
三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersは、原則200万円以上の利用枠が設定されており、高額な投資や複数物件の運営に対応できます。
このカードの魅力の1つは、お買い物安心保険や旅行傷害保険の充実度です。
特に民泊運営に必要な家具や家電の購入において、万が一の破損や盗難を補償してくれる点は安心感があります。
レストラン優待やホテル割引などの特典が付帯しており、接待や出張時の経費削減にも役立ちます。
年会費は55,000円(税込)、パートナー会員は1名につき5,500円(税込)と高額です。
そのため資金繰りに余裕があり、保険や特典の充実度を高めたい経営者におすすめします。
高額な利用枠や充実した特典を活用し、民泊運営を効率的かつ安心して行いたい経営者にとって価値のあるカードでしょう。
JCBプラチナ法人カード
カード名 | 上限金額 | 追加カード料金 | 年会費 | その他特典 |
JCBプラチナ法人カード | 個別審査 | 6,600円(税込)/使用者1名追加ごと | 33,000円(税込) | 旅行傷害保険、Amazonビジネス連携、請求書カード払い可 |
JCBプラチナ法人カードは、Amazonビジネスとの連携が可能で、備品や清掃用品の購入を効率化できます。
この点が、複数の物件を運営する民泊経営者にとって非常に便利です。
請求書払いにも対応しているため、経費を一元管理できます。
複数物件の運営を行う際の支払い漏れを防ぐこともできるでしょう。
旅行傷害保険やショッピング保険が付帯しており、安心です。
年会費は33,000円(税込)で、追加カードは6,600円(税込)/1名ごとに発行可能です。
民泊経営を行う際にクレジットカードが必須の理由
民泊経営にクレジットカードが必要な理由は以下のとおりです。
- 支払いサイトを最適化できる
- 高額な物品購入量などを分割払いできる
- 電気・ガス・水道代などを一元管理できる
- 経費を見える化しすぐに確認できる
それぞれ解説します。
支払いサイトを最適化できる
民泊経営で発生する様々な支払いを現金で行う場合、支払いタイミングが事業運営に影響を与えます。
しかし、クレジットカードを利用することで支払いを延長し、資金繰りにゆとりを持たせることができる場合もあります。
月末や月初に大きな出費が集中する場合でも、クレジットカードを使用すれば実際の支払いを翌月にずらすことができます。
民泊経営者は入居者からの収益を確保した後に支払いを行えるため、キャッシュフローの調整がしやすくなるでしょう。
またクレジットカードによっては一定期間無利息で支払いを先送りできるため、短期的な資金不足を解消する有効な手段になります。
ちなみにダイナースクラブビジネスカードは支払いサイトが最大50日以上利用できます。
気になる方は以下を見てみてください。
高額な物品購入量などを分割払いできる
民泊物件をさらに快適にするために、家具や家電の導入を考えている人も多いでしょう。
これらの投資は、場合によっては数十万円から数百万円に及ぶこともあります。
クレジットカードを利用するとこうした高額な購入を分割払いで処理することが可能になります。
クレジットカードではポイントが貯まるため、経費削減や追加投資の原資として活用することも可能です。
クレジットカードは高額な支出を計画的に管理するための便利なツールとなります。
電気・ガス・水道代などを一元管理できる
民泊運営では、物件ごとに毎月発生する電気・ガス・水道代といった光熱費の支払いが必須です。
これらを現金や銀行振込で個別に支払う場合、各物件ごとに異なる期日や金額を確認する必要があり、支払い漏れが発生するリスクがあります。
しかし、クレジットカードを利用することで、これらの光熱費を一括で管理することが可能になります。
また多くのカード会社では、利用明細をオンラインで簡単に確認できます
これにより、月々の経費を明確に管理しやすくなるのが利点の1つです。
複数の物件を運営している場合、全ての光熱費を1枚のクレジットカードに集約することで、経費管理がより効率的になります。
カードの明細を経費管理ソフトと連携させれば自動で支出が記録されるため、手作業による仕訳が不要になります。
光熱費をクレジットカードで支払うことは、民泊経営者にとって利便性と効率性を両立させる方法といえるでしょう。
経費を見える化しすぐに確認できる
民泊経営において、収支を明確に把握することは事業の安定運営に欠かせません。
クレジットカードを使用することで、経費が詳細な明細として記録されるため、支出内容を簡単に確認し、見える化を実現できます。
クレジットカードの年会費も経費計上できるので、忘れずに管理しましょう。
その記録は、事業主自身の把握や税務申告用の毎月の収支報告を作成する際にも大いに役立ちます。
カード利用明細を活用すれば、項目ごとに経費を分類しやすくなり、収支管理の正確性が向上します。
過去の利用履歴をさかのぼって確認できるため、経費の支出が多い項目を分析することが可能です。
無駄な出費を削減したり、繁忙期や閑散期など特定の季節に応じた資金計画を立てたりするなど、運営の改善ポイントを見つけることができます。
これにより、民泊運営の効率化だけでなく、長期的な経営戦略を立てるためにも役立つでしょう。
民泊経営を行う際にダイナースクラブビジネスカードを活用するメリット
民泊経営を行う際にダイナースクラブビジネスカードを活用するメリットは次のとおりです。
- 活用するたびにポイントがたまる
- いざというときの法律相談の優待制度などがある
- 接待にレストランを活用する際に優待制度がある
- 請求書の支払いもカードで行える可能性がある
- Freeなどで経費計算をする際に自動化できる可能性がある
それぞれ解説します。
活用するたびにポイントがたまる
民泊経営では、魅力的な空間を作るためにインテリアの購入は欠かせません。
クレジットカードを活用することで、賢くポイントを貯めたり支払いの柔軟性を高めたりすることが可能です。
おすすめのダイナースクラブビジネスカードでは、インテリアの購入もお得です。
ポイントアップ加盟店でインテリアを購入すると、通常なら100円決済につき1ポイントのところさらに+1ポイント還元されます。
また、ダイナースユーザーのみが使えるモールでもポイント特典があり大変お得です。
インテリアの導入には、一度にまとまった出費が必要で支払えるか不安になるかもしれません。
ですが、クレジットカードのリボ払い機能を活用すれば、支払いサイトを柔軟に調整することが可能です。
さらにダイナースは貯まったポイントに有効期限がありません。
しっかり貯めて大きな支払いの際に充当したり、マイルに変えてお得に海外旅行をするなど様々な選択肢をとれるとこともメリットです。
いざというときの法律相談の優待制度などがある
民泊経営では、ゲストとの契約問題や近隣住民との騒音トラブル、自治体の条例変更への対応など、法的なサポートが必要になる場面が少なくありません。
ダイナースクラブビジネスカードには、経営者が抱えるこうした課題について相談先を紹介してもらえるサービスが用意されています。
事業継承や不動産売買などの相談においては、三井住友信託銀行および三井住友トラストグループ各社を紹介してもらえるため、信頼性の高いアドバイスを受けられます。
ダイナースクラブビジネスカードのように困ったときに相談できる窓口があることは、予期せぬトラブルや重要な経営判断を支えるサポートとなり、民泊経営者にとって心強い存在といえるでしょう。
接待にレストランを活用する際に優待制度がある
民泊事業を拡大するためには、パートナー企業や投資家との良好な関係を築くことが重要です。
レストランで接待や打ち合わせをすることもあるでしょう。
ダイナースクラブビジネスカードは優待を受けられる店舗数が業界最多で、会食の回数が多い経営者にもおすすめのカードです。
高級レストランなどで優待制度を活用することで、接待のコストを抑えるだけでなく、スムーズな会食のセッティングも可能となります。
請求書の支払いもカードで行える可能性がある
民泊経営では、請求書払いが必要な取引が発生することがあります。
請求書の支払いは銀行振込で行われることが一般的ですが、一部のサービスではクレジットカード払いを選択することができます。
請求書払いをクレジットカードで代行するサービスを利用して、カード払いに対応していない業者にも活用することも可能です。
メリットはポイントが貯まる、支払い履歴の一元管理ができることなどです。
清掃業者やサプライヤーがカード払いに対応している場合は、積極的に活用することをおすすめします。
Freeなどで経費計算をする際に自動化できる可能性がある
経費管理の自動化はクレジットカードを利用する大きな利点です。
経費計算ソフトウェアの「Freee」や「弥生」などのツールと連携することで、経理業務を効率化することができます。
取引履歴を読み込み、自動で支出の分類を行います。
決算業務が簡略化されることで、確定申告や決算書類の作成が簡単になります。
これらのツールを活用して経理の手間を減らし、本来の業務に集中しましょう。
民泊経営におけるクレジットカード活用によくある質問
民泊経営におけるクレジットカード活用に関するよくある質問の一例は以下のとおりです。
- 初めて使うのですが、どこのクレジットカードがおすすめですか?
- クレジットカードを活用した経費管理について教えてください。
- ポイントや特典の活用方法について教えてください。
それぞれ回答します。
初めて使うのですが、どこのクレジットカードがおすすめですか?
クレジットカードを初めて活用する場合、経費管理のしやすさやポイント還元や特典の充実度が自分に合っているかが大切です。
経費管理がしやすいように、利用明細が簡単に確認できるか見てみましょう。
経費項目ごとの分類もできると、確定申告や税務調査の際に便利です。
民泊経営では、カード払い可能な経費が多くあります。
高還元率のポイントを貯められるカードを選ぶと、運営資金に還元する形でメリットを得られます。
また最近では海外からの利用者が多い場合もあります。
海外取引や外国通貨での決済に強いカードを選ぶことも検討してみましょう。
海外取引手数料が低いカードや海外旅行保険が付帯するカードを使うと、経営上のリスクを減らせます。
クレジットカードを活用した経費管理について教えてください。
クレジットカードを使った経費管理は、民泊経営の効率化に大きく貢献します。
以下に具体的な活用方法を4つ紹介します。
1, 経費の一元化
カード明細を月次で確認することで、収支のバランスを把握しやすくなります。
カテゴリ別に利用履歴を自動的に分類してくれるカードもあり、面倒な仕訳作業が不要になります。
2, キャッシュフローの改善
クレジットカードは支払いのタイミングを調整できるため、現金支出のタイミングを遅らせることができます。
これにより、売上が入金されるまでの資金繰りをスムーズにすることが可能です。
3, デジタルツールとの連携
多くのクレジットカードは、freeeやマネーフォワードといった経費管理ソフトや会計ソフトとの連携が可能です。
取引データを自動で取り込んで帳簿を作成できるため、時間と手間を大幅に削減できます。
4, 領収書管理の簡略化
カード払いで経費を処理すると、紙の領収書を保管する必要がなくなるケースもあります。
ただし、保管しない場合は税務上の要件を満たすか確認が必要です。
カード会社が提供する電子明細を活用することで、経費処理がより簡単になります。
ポイントや特典の活用方法について教えてください。
クレジットカードの利用で貯まるポイントや特典は、民泊経営においてもさまざまな形で役立てることができます。
ポイントを運営費用に当てたり、スタッフの福利厚生に利用するのもいいでしょう。
Amazonギフト券や楽天ポイントに交換し、掃除用具やアメニティグッズを購入するのに使うとコスト削減につながります。またポイント有効期限の有無もカード会社によって異なるので事前に確認する必要があります。
クレジットカードの特典には、無料宿泊券や旅行関連の割引などがあります。
これらを活用して、ゲスト向けのプロモーションや特別サービスを提供することも可能です。
提供される旅行やショッピングの割引をスタッフへの福利厚生として利用するのも1つの方法です。
スタッフのモチベーション向上にもつながるでしょう。
まとめ
今回は、民泊経営におけるおすすめのクレジットカードを紹介しました。
民泊経営において、クレジットカードの活用は経費管理の効率化や資金繰りの改善に大いに役立ちます。
経費作業を簡略化でき、収支の見える化を実現します。
利用するだけでポイントが貯まり、多様な特典を受けられるでしょう。
民泊経営者にとって、クレジットカードは単なる支払い手段を超えた、重要なビジネスツールといえます。
その中でも、ダイナースクラブビジネスカードは特に民泊経営者におすすめです。
利用可能枠に制限がなく、家具や家電の購入、内装工事といった高額な支出にも柔軟に対応できます。
2枚までの追加カードが無料で発行できるため、従業員の利用分も管理が簡単です。
ダイナースクラブビジネスカードを活用して、さらなる事業拡大を目指しましょう。
この記事を参考に自分の目的や経営スタイルに合ったカードを選び、賢く活用していってください。
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