民泊管理バンクとの契約をご検討いただき、ありがとうございます。
このページでは、民泊管理バンクのサービスについてよくある質問をまとめています。
契約後に「こんなはずではなかった」と誤解が生じないよう、契約前に必ずご確認ください。
契約予定のプランやオプションの項目に目を通していただくだけで、「弊社が対応する業務」と「ホスト様が対応する業務」が明確になります。
このページでいう「弊社」とは、「民泊管理バンク」と「民泊管理バンクを運営する株式会社BizPato(ビズパト)」を指します。
また、メール送信者や請求書発行者などの名義は、「民泊管理バンク」ではなく「株式会社BizPato」と表記されることがあります。
プランの種類について
提供しているプランとオプション
基本プランについて
基本プランの内容と対応範囲
基本プランは最小限の業務だけを委託できるプランです。
民泊運営はほぼすべて自分で行い、委託料金を最小化して利益を最大化したいホスト様におすすめのプランです。
- 住宅宿泊管理業者への委託(住宅宿泊事業法第11条)
- チェックインフォームの提供
- 登録された宿泊者情報(宿泊者名簿)の保管
- 登録された写真による簡易本人確認(確認はホスト様が実施)
- 登録された宿泊者情報を基にした定期報告用データの作成
「民泊新法」に基づいて運営し、かつ、ホスト様が住宅宿泊管理業者の資格をお持ちでない場合、住宅宿泊管理業者への委託(基本プランのご契約)は必須です。
- ゲストがチェックイン(宿泊者情報の登録)をしたかどうかの確認
- チェックイン(宿泊者情報の登録)をしていないゲストへの登録催促
チェックインフォームに登録された宿泊者情報はタイムラグなくデータベースに反映されるため、ゲストがチェックインしたかどうかをすぐに確認することができます。
基本プランの契約後の流れ(民泊新法の場合)
基本プランをご契約後の流れは次のとおりです(民泊新法の場合)。
①チェックインフォームのURLの発行
「民泊新法」に基づいて運営する場合、ご契約後に、チェックインフォームのURLを発行します。
このURLを宿泊予約完了時の自動送信メールなどに記載することで、ゲストに対して宿泊者情報の事前登録を促すことができます。
ゲストがチェックインフォームにアクセスし、必要情報の入力、パスポート写真のアップロードなどをすることでチェックイン(宿泊者情報の登録)が完了します。
②宿泊者情報の閲覧権限の付与
契約お申し込み時に入力いただく担当者様のメールアドレス宛に、宿泊者情報の閲覧権限を付与するためのメールを送信します。
メールを受信したら、ホスト様自身でチェックインフォームを管理するサービス「formrun(フォームラン)」のアカウント登録(無料)を実施してください。
formrunにログインすることで、ゲストがチェックインしたかどうかを遅滞なく確認することができます。
また、登録された「パスポートの顔写真」と「本人写真」を比較することで、簡易的な本人確認を実施することもできます。
チェックイン対応プランをご契約のホスト様は共有のGoogleドライブ上でご確認いただけるため、formrunの閲覧権限の付与はありません。
民泊新法では、チェックイン時の、対面またはビデオ通話による本人確認が義務付けられている場合があります(自治体による)。チェックイン時の本人確認は非常に重要なため、チェックイン対応プランについても必ずご参照ください。
基本プランの契約後の流れ(旅館業・特区民泊の場合)
「旅館業」または「特区民泊」に基づいて運営する場合、ご契約後に、チェックインフォームのURLを発行します。
民泊新法で運営する場合と、旅館業・特区民泊で運営する場合のチェックインフォームは仕様が異なります。
旅館業法・特区民泊は自治体によって必要情報が異なるため、1施設ずつオーダーメイド(無料)となります。
ホスト様にてご準備いただくタブレット端末のホーム画面に、このURLへのショートカットアイコンを作成し、タブレット端末を屋外(玄関前)または屋内(玄関内やリビング)に設置してください。
ゲストがチェックインフォームにアクセスし、必要情報の入力、パスポート写真のアップロードなどをすることでチェックイン(宿泊者情報の登録)が完了します。
ショートカットアイコンの作成方法はタブレット機種によって異なります。「○○○(タブレット名) ホーム画面 ショートカット 作成方法」などで検索してください。
なお、民泊新法の場合と異なりタブレット端末が必要な理由は、旅館業と特区民泊では、「チェックイン時の、対面またはビデオ通話による本人確認」が義務付けられているからです。
基本的にはタブレット端末でのビデオ通話によって本人確認を行うことになります。
弊社では専用チェックインセンターを設置し、ビデオ通話による本人確認(24時間対応)を代行しています。
※チェックインセンターの利用には、「チェックイン対応プラン」の契約が必要です。
行政の立入検査の対応(旅館業・特区民泊の場合)
旅館業と特区民泊では、申請(認定申請)の際に、行政担当者による施設への立入検査が行われることがほとんどです。
立入検査では、本人確認の方法(ビデオ通話など)が具備されているかのチェックもあります。
しかし、開業前の申請段階では弊社チェックインセンターへの接続を切断していますので、立入検査の日程が決まりましたら弊社にご連絡ください。
立入検査の日時のみ、先行してチェックイン対応をさせていただきます。
チェックインセンターの利用には、「チェックイン対応プラン」の契約が必要です。
ゲストがチェックイン(宿泊者情報の登録)をしたか確認したい
ゲストがチェックイン(宿泊者情報の登録)を行うと、ホスト様にはチェックイン完了通知がメールで送信されます。
また、宿泊者情報のデータベースを確認することでも、ゲストのチェックイン(宿泊者情報の登録)が完了しているかどうかを確認できます。
なお、チェックイン手続きを忘れてしまうゲストも一定数います。
漏れのない定期報告のためにも、宿泊予約日には、ゲストがチェックイン(宿泊者情報の登録)をしたかどうか確認してください。
Airbnbなどの宿泊予約サイトの予約情報をもとに宿泊者名簿を作成することはできません(宿泊者名簿に必要な情報が揃わないため)。必ずチェックイン時に宿泊者情報の登録を行ってもらう必要があります。
ゲストにチェックイン(宿泊者情報登録や本人確認)を催促したい
チェックイン(宿泊者情報登録や本人確認)が確認できないゲストに対する依頼(催促)は、ホスト様にてご実施ください。
たとえば、Airbnbなどの宿泊予約サイトを通じて個別にメッセージを送るなどの方法が考えられます。
AirbnbやBooking.comなどの大手宿泊予約サイトには自動翻訳機能が搭載されているため、コミュニケーションは難しくありません。
ゲストに鍵の暗証番号を知らせたい
弊社のチェックインシステムは、チェックイン(宿泊者情報の登録)が完了すると、入室のための暗証番号などがゲストのメールアドレス宛に自動送信される流れを想定しています。
このような仕様にすることで、ゲストにチェックイン(宿泊者情報の登録)を確実に実行してもらえる可能性が高まります。
ゲストが事前チェックイン(宿泊者情報の登録)をすると、ゲストに対しても「チェックイン完了通知」が自動でメール送信されます。
この「チェックイン完了通知」に、入室のための暗証番号や鍵の開け方を記載することもできます。
但し、記載できるのは、固定型の番号のみです。
ゲストごとや日ごとに番号を変更するなど、固定型の番号以外を利用する場合には、ホスト様にて「ゲストに知らせる方法」をご検討・ご実施いただく必要があります。
たとえば、宿泊予約サイトと連携可能な電子錠やサイトコントローラーの利用、都度手動でのメール送信などが挙げられますが、実際の運用方法についてはご相談ください。
民泊新法では、チェックイン時の、対面またはビデオ通話による本人確認が義務付けられている場合があります(自治体による)。この場合、ゲストに鍵の暗証番号を知らせる方法は次項の「旅館業・特区民泊に基づいて運営する場合」と同じです。
前提として、旅館業と特区民泊では、チェックイン時の、対面またはビデオ通話による本人確認が義務付けられています。
このため、チェックイン(宿泊者情報の登録)の完了後に鍵の開け方を自動メール送信するだけでは不十分です。
なぜなら、行政府が定める本人確認の方法(宿泊者名簿の正確な記載を確保するための措置)に準拠していないからです。
よって、ホスト様には次のいずれかの運用方法を導入していただく必要があります。
宿泊予約完了時の自動送信メールなどに、チェックインフォームのURLを記載します。
その後、チェックイン当日にゲストが到着したら、入室前に備え付けのタブレット端末からビデオ通話による本人確認を実施してもらい、入室のための暗証番号や鍵の開け方をお知らせします。
宿泊予約完了時の自動送信メールなどに、チェックインフォームのURLを記載します。
ゲストが事前チェックイン(宿泊者情報の登録)をしたら、「チェックイン完了通知」とあわせて、入室のための暗証番号をメールで送信します。
その後、チェックイン当日にゲストが到着したら、事前に通知されている暗証番号などで入室し、入室後に備え付けのタブレット端末からビデオ通話による本人確認を実施してもらいます。
タブレット端末を屋外に設置できるロケーションは限られているため、方法2のタブレット端末を屋内(玄関内やリビング)に設置する運用方法が主です。
弊社では専用チェックインセンターを設置し、ビデオ通話による本人確認(24時間対応)を代行しています。
※チェックインセンターの利用には、「チェックイン対応プラン」の契約が必要です。
宿泊者情報の定期報告の提出方法
「民泊新法」に基づいて運営する場合、2か月に1度、行政府に宿泊者情報の定期報告(提出)が必要となります。
「旅館業」と「特区民泊」に基づいて運営する場合は、行政府から指示があった際に提出が必要です。
弊社からメール送付される定期報告用データを、民泊制度運営システムからアップロードしてください。
定期報告用データは宿泊者情報をもとに2か月に1度作成し、報告月の毎月7日までにメールにてお送りします。
なお、通常は下記のようにチェックイン日ごとに手入力する必要がありますが、弊社からお送りする定期報告用データは一括登録可能なCSV形式のデータですので、入力の手間もかかりません。
弊社から送付する定期報告用データはCSV形式ですので、開かずそのままアップロードしてください。開いてしまうとアップロード時にエラーが発生します。
24時間対応プランについて
24時間対応プランの内容と対応範囲
24時間対応プランは、24時間365日、ゲストや予約見込み者の対応を委託できるプランです。
平日や深夜など特定の時間帯に対応できないホスト様や、突発的なゲスト対応を切り離したいホスト様におすすめのプランです。
- 宿泊予約サイトを経由した予約見込み者やゲストからのメール対応
- ゲストや近隣住民からのメール・電話対応
- レビュー対応(レビューへの返信や不当な低評価への対応)
※AirbnbとBooking.comのみ対応 - 必要に応じた駆けつけ手配(ホスト様が指定する駆けつけ要員への駆けつけ指示)
- 予約時などの自動送信メール設定
- ハウスマニュアル作成オプション(無料で付帯)
- 保守サービスの一部(無料で付帯)
アメリカやイギリスなどに居住するバイリンガルの日本人スタッフが、ゲストからの問い合わせに24時間体制で対応します。
たとえば、ゲストが迷子になったり、鍵が開かなかったり、設備の使い方がわからなかったりした場合には英語または日本語でご案内します。
駆けつけ手配において、ホスト様から指定された駆けつけ要員が不通・不在の場合や、駆けつけ指示が拒否された場合であっても、弊社が代わりに駆けつけることはできません。
自動送信メール設定については、24時間対応プランの契約後の流れをご参照ください。
「ハウスマニュアル作成オプション」と「保守サービスの一部」は、通常有料で提供しているものです。詳しくはそれぞれの項目をご参照ください。
- ホスト様からの個別指示によるゲストへの連絡
- 住宅宿泊管理業者への委託(住宅宿泊事業法第11条)
たとえば、「毎朝、ゲストに現地の天気を伝えてほしい」「ゲストに○○を伝えてほしい」のような、個別の対応はできかねます。
24時間対応プランはあくまでゲストからの対応窓口であり、ホスト様の秘書や御用聞きのような役割は兼ねておりません。
また、民泊運営をするにあたって住宅宿泊管理業者への委託(住宅宿泊事業法第11条)が必要な場合には、「基本プラン」もあわせてお申し込みください。24時間対応プランには住宅宿泊管理業者への委託は含まれていません。
24時間対応プランの契約後の流れ
24時間対応プランをご契約後、公開までの流れは次のとおりです。
24時間対応プランをお申し込みの場合、お申し込み日から開業までは最低でも2週間程度が必要です。
①ヒアリングシートの入力
契約後にヒアリングシートをメールにてお送りします。
基本的には全ての項目をご入力ください(この段階で詳しく入力いただくと後工程がスムーズです)。
②キックオフミーティング
ヒアリングシートのご入力、初期費用などの初回請求のお支払いが確認でき次第、キックオフミーティング(初回打ち合わせ)を行います。
ヒアリングシートの未入力箇所の確認や、24時間対応における注意点などを説明いたします。
また、ホスト様からの疑問や不安にも回答させていただきます。
③宿泊予約サイトへのアクセス権限の付与
宿泊予約サイトにおけるホスト様のアカウントに、弊社のアカウントでもアクセスできる権限を付与していただきます。
Airbnbの場合、弊社担当者がホスト様のアカウントでログインし、弊社のアカウントを補助ホストとして追加します。
一方、Booking.comの場合、権限付与には2段階認証が必要になるため弊社では作業ができません(2024年11月18日時点)。
ホスト様にて、下の図の部分から、弊社のアカウントに権限の付与をお願いします。
アクセス権限を付与していただく理由は、宿泊予約サイトを経由した、あるいは、宿泊予約サイト上でのゲストから問い合わせに対応するためです。
④自動送信メールの設定
宿泊予約完了時のサンクスメールや、チェックイン3日前のリマインドメール、チェックイン(宿泊者情報の登録)完了後の完了通知など、自動で送信されるメールの設定を弊社にて行います。
たとえばチェックイン(宿泊者情報の登録)完了通知に、入室のための暗証番号を記載するなど、一般的なテンプレートは弊社で用意していますが、ホスト様にて特に追記したい内容などがあればご相談ください(運営開始後にホスト様が修正することも可能です)。
ゲストが問い合わせできる電話番号を知りたい
ゲスト(予約見込み・予約済み・宿泊中)に開示する電話番号は、ご契約後にお知らせします。
対応言語
24時間対応プラン(電話・メール)の対応言語は英語と日本語です。
ゲストからの連絡に対する返信スピード
24時間対応プランでは、Airbnb内での評価が高まるとされている1時間以内の返信を基本としております。
アメリカやイギリスなどに居住するバイリンガルの日本人スタッフを採用し、時差を利用した24時間のシフト制で対応しているため、安定したレスポンススピードを保っています。
チェックイン対応プランについて
チェックイン時の本人確認のルール
民泊新法、旅館業、特区民泊といった運営種別によって、本人確認の方法が異なります。
チェックイン時に対面またはビデオ通話による本人確認が義務付けられている場合があります(自治体による)。
- 対面またはビデオ通話による本人確認が義務付けられていない自治体の場合、基本プランに含まれる「登録された写真による簡易本人確認(確認はホスト様が実施)」でも運営は可能です。
- 対面またはビデオ通話による本人確認が義務付けられている自治体の場合、または、グレーではないホワイトな民泊運営を目指している場合、対面またはビデオ通話による本人確認を導入しましょう。
弊社では専用チェックインセンターを設置し、ビデオ通話による本人確認(24時間対応)を代行しています。
※チェックインセンターの利用には、「チェックイン対応プラン」の契約が必要です。
チェックイン時の、対面またはビデオ通話による本人確認が義務付けられています。
24時間体制のビデオ通話による本人確認が難しいホスト様には、次項の「チェックイン対応プラン」がおすすめです。
チェックイン対応プランの内容と対応範囲
チェックイン対応プランは、ゲストがチェックインするときのビデオ通話による本人確認(24時間対応)を代行するプランです。
- ゲストのチェックイン時に、ビデオ通話(Skype)を通じて、宿泊者情報(パスポート写真など)と本人が同一であることの確認
- 本人確認完了後、入室のための鍵の暗証番号や開け方を口頭でお知らせ
- 共有のGoogleドライブに「ビデオ通話時の本人写真」と「パスポートなどの身分証明証写真」をアップロード
ビデオ通話はチェックインセンターのスタッフが英語と日本語を用いて対応します。
ビデオ通話に使用するタブレット端末はホスト様にてご準備ください。また、チェックインセンターへの発信にはSkypeを利用するため、事前にSkypeをダウンロードのうえ、ホスト様のアカウントにてログインしておく必要があります(詳しい設定方法は事前に説明いたします)。
チェックイン対応は、弊社の提携企業による提供となります(ホスト様の契約先は弊社ですので余計な手間はかかりません)。
- ゲストがチェックイン(宿泊者情報の登録)をしたかどうかの確認
- ビデオ通話による本人確認をしていないゲストへの登録催促
- ゲストからの問い合わせ対応
- 住宅宿泊管理業者への委託(住宅宿泊事業法第11条)
チェックインセンターはゲストに関する全ての情報を保有しているわけではないため、チェックイン有無の確認や催促はできません。
ゲストにチェックイン(宿泊者情報登録や本人確認)を催促したいを参考にホスト様にてご実施ください。
たとえばホスト様からの催促により、チェックインの翌日以降に、ゲストからチェックインセンターに発信があった場合でも本人確認は実施できます。
また、チェックイン対応プランは、チェックイン時の本人確認に特化したプランです。それ以外のゲスト対応はできないことご了承ください。
ゲスト対応をご希望の場合は、「24時間対応プラン」の契約をご検討ください。
なお、民泊運営をするにあたって住宅宿泊管理業者への委託(住宅宿泊事業法第11条)が必要な場合には、「基本プラン」もあわせてお申し込みください。チェックイン対応プランには住宅宿泊管理業者への委託は含まれていません。
チェックインセンターへの発信方法
ビデオ通話による本人確認を含むチェックインの流れには、次の2通りがあります。
チェックイン対応プランをご契約後に、どちらの方法で運用するかを相談させていただきます。
宿泊予約完了時の自動送信メールなどにチェックインフォームのURLを記載し、まずは事前に宿泊者情報の登録を実施してもらいます。
その後、現地の玄関前に備え付けのタブレット端末からチェックインセンターにビデオ通話による発信をしてもらいます。
ビデオ通話による本人確認完了後に、口頭で鍵の開錠方法や暗証番号などが知らされます。
宿泊予約完了時の自動送信メールなどにチェックインフォームのURLを記載し、まずは事前に宿泊者情報の登録を実施してもらいます。
宿泊者情報の登録が完了したら、入室のための鍵の開錠方法や暗証番号などを自動送信メールでお知らせします。
その後、チェックイン当日にゲストが到着したら、事前に通知されている暗証番号などで入室し、入室後に備え付けのタブレット端末からチェックインセンターにビデオ通話による発信をしてもらいます。
タブレット端末を屋外に設置できるロケーションは限られているため、方法2のタブレット端末を屋内(玄関内やリビング)に設置する運用方法が主です。
ビデオ通話に使用するタブレット端末はホスト様にてご準備ください。また、チェックインセンターへの発信にはSkypeを利用するため、事前にSkypeをダウンロードのうえ、ホスト様のアカウントにてログインしておく必要があります(詳しい設定方法は事前に説明いたします)。
予約サイトセットアップオプションについて
予約サイトセットアップの内容と対応範囲
予約サイトセットアップオプションは、Airbnbなどの宿泊予約サイトへの掲載や、運営を効率化するためのセットアップを委託できるオプションです。
宿泊予約サイトへの掲載やセットアップは、特に民泊運営の初心者にはハードルが高い部分が多いため、難しい設定はプロに任せてスタートダッシュを切りたいホスト様におすすめのオプションです。
月ごとの継続課金ではなく、セットアップが完了するまでという期限付きの一括払いオプションです。
- 宿泊予約サイト(AirbnbとBooking.com)への掲載
- サイトコントローラー(Beds24)の導入
- 清掃会社への清掃日連携システムの構築
- 予約時などの自動送信メール設定
サイトコントローラーとは、複数の宿泊予約サイトの予約状況を一元管理できるシステムの総称です。詳しくは使用するサイトコントローラーの種類をご参照ください。
清掃会社への清掃日時連携システムについては、清掃会社との清掃日連携システムについてをご参照ください。
自動送信メール設定については、予約サイトセットアップの契約後の流れをご参照ください。
- AirbnbとBooking.com以外の宿泊予約サイトへの掲載
- 継続的なコンサルティング
掲載する宿泊予約サイトはAirbnbとBooking.comの両方または片方です(両方の場合も片方の場合も委託料金は変わりません)。
これら以外の宿泊予約サイトへの掲載が必要な場合はホスト様にてご対応ください。
掲載する宿泊予約サイトはAirbnbとBooking.comです。詳しくは掲載する宿泊予約サイト(OTAサイト)の種類をご参照ください。
また、予約サイトセットアップは、初回掲載やセットアップが完了するまでという期限付きの一括払いオプションです。
そのため、継続的なコンサルティング(宿泊料金調整やキャンペーンの打ち出し、タイトルや概要文のブラッシュアップなど)は行っておりません。
ご相談にはできるだけ応じたいと考えていますが、代行会社主体の運営や、いわゆる丸投げの運営代行をご希望のホスト様は他の代行会社をご検討ください。
予約サイトセットアップでホスト様がまず準備するもの
予約サイトセットアップをお申し込みの場合、宿泊予約サイトでの公開には下記が必要です。
契約後に、準備ができたものから順次ご提示ください。
- 届出番号(許可番号・認定番号)
- 許可証または標識の写し(スキャンデータまたは写真)
- 施設外観の写真
- 電子錠など鍵の写真
- 施設内の設備の写真
- 清掃会社など清掃担当者の手配(契約)
- 宿泊予約サイトのアカウント作成(AirbnbとBooking.comの両方または片方)
- サイトコントローラー(Beds24)との契約と使用料の支払い(初期費用や月額費用)
- ホスト様のGoogleカレンダーとBeds24の連携(弊社からマニュアルをお渡しします)
各準備の期日はキックオフミーティング(初回打ち合わせ)時にお知らせします。万が一、ご準備が遅延した場合、その日数分だけ公開日も後ろ倒しになることご了承ください(月額料金の発生時期は変動しません)。
宿泊予約サイトのアカウント作成後、弊社に補助ホストなどの権限を付与していただきます(セットアップを行うため)。
予約サイトセットアップの契約後の流れ
予約サイトセットアップをご契約後、公開までの流れは次のとおりです。
予約サイトセットアップをお申し込みの場合、お申し込み日から公開までは最低でも3週間程度が必要です。
①ヒアリングシートの入力
契約後にヒアリングシートをメールにてお送りします。
基本的には全ての項目をご入力ください(この段階で詳しく入力いただくと後工程がスムーズです)。
②キックオフミーティング
ヒアリングシートのご入力、初期費用などの初回請求のお支払いが確認でき次第、キックオフミーティング(初回打ち合わせ)を行います。
ヒアリングシートの未入力箇所の確認、掲載内容の方針やイメージのすり合わせをさせていただきます。
また、ホスト様からの疑問や不安にも回答させていただきます。
③宿泊予約サイトへの掲載
ヒアリングシートやキックオフミーティングの内容に基づいて、弊社にて宿泊予約サイトへの掲載作業を行います。
④自動送信メールの設定
宿泊予約完了時のサンクスメールや、チェックイン3日前のリマインドメール、チェックイン(宿泊者情報の登録)完了後の完了通知など、自動で送信されるメールの設定を弊社にて行います。
たとえばチェックイン(宿泊者情報の登録)完了通知に、入室のための暗証番号を記載するなど、一般的なテンプレートは弊社で用意していますが、ホスト様にて特に追記したい内容などがあればご相談ください(運営開始後にホスト様が修正することも可能です)。
⑤清掃日連携システムの構築
ホスト様が手配(契約)した清掃会社と清掃日(チェックイン日・チェックアウト日)を共有するシステムを構築します。
清掃会社との連携方法については、清掃会社との清掃日連携システムについてをご参照ください。
⑥ホスト様の最終確認
ここまでの作業を振り返り、宿泊料金、紹介文の内容、写真の質や配置などに問題がないことを相互確認します。
この最終確認が完了したら、宿泊予約サイトで公開し、予約開始となります。
セットアップ完了(納品)のお知らせメールから30日間は保守機関となります。委託内容との不適合があった場合は無料で修補させていただきます。31日目以降は保守サービス(有料)をご活用ください。
掲載する宿泊予約サイト(OTAサイト)の種類
予約サイトセットアップオプションで掲載を代行する宿泊予約サイトは、AirbnbとBooking.comの2つです。
弊社では、掲載する宿泊予約サイトを増やす(窓口を増やす)といった施策は行っていません。
掲載する宿泊予約サイトを絞り込み、まずは集中して高評価レビューを増やすことが、宿泊予約サイト内での表示順位を上げることにつながり、結果的に予約を獲得しやすくなるからです。
できるだけ多くの宿泊予約サイトに掲載した方が良いという考え方もありますが、上記以外の宿泊予約サイトも活用したい場合は、ホスト様にて掲載し、サイトコントローラーの設定などをご実施ください。
使用するサイトコントローラーの種類
サイトコントローラーとは、複数の宿泊予約サイトの予約状況を一元管理できるシステムの総称です。
サイトコントローラーを使用しないと、Airbnb、Booking.com、その他宿泊予約サイトの予約を別々に管理しなければならず、ダブルブッキングを引き起こす原因にもなるため、民泊ホストには必須のシステムと言えます。
弊社では、民泊業界で有名な「Beds24」というサイトコントローラーを使用しております。
サイトコントローラーの使用する場合のAirbnbの手数料
「Beds24」を始めとしたサイトコントローラを使用する場合、Airbnbにおけるホスト様の手数料が3%から15%に増加します。
誤解のないように補足すると、Airbnbの料金体系には、「手数料をホストとゲストで分担する分担型」と「手数料をホストが全額負担する固定型」があり、サイトコントローラーを使用すると「固定型」しか選べなくなるというものです。
とはいえ、Airbnb以外の宿泊予約サイトのほとんどがホスト側からのみ手数料を徴収しており(12~15%)、これが一般的とも言えます。
また、Airbnbでは全く予約が入らないのに、Booking.comでは順調に予約が入るという事例も多くあることから(その逆の事例もあります)、2つ以上の宿泊予約サイトへの掲載は必須であり、すなわちサイトコントローラーの導入も必須と捉えてください。
いずれにしても、適切なマーケティングをしたうえでAirbnbに掲載する宿泊単価を従来より20%ほど上乗せすることで、分担型と同等の利益を確保することができます。
ゲストから見える金額は全て同じになるため、分担型でも固定型でも予約率に影響はありません。
予約サイトの掲載内容やセットアップ内容の修正を依頼したい
掲載の内容修正や、セットアップの設定変更をご依頼いただく場合、保守サービスをご活用ください。
保守サービスとは、弊社が掲載・セットアップした宿泊予約サイトや、弊社が作成したハウスマニュアルの修正を依頼できるものです(有料)。
保守サービスの詳細は、保守サービスについてをご参照ください。
ハウスマニュアル作成オプションについて
ハウスマニュアル作成の内容と対応範囲
ハウスマニュアルとは、宿泊中のルールをまとめたゲスト向けのマニュアルです。
施設内に配置したり、あるいは事前にメールで送信することで、ゲストに注意喚起を促します。
ハウスマニュアル作成オプションは、ハウスマニュアルを初めて作成するホスト様や、ちょっと見栄えの良いものを作成したいホスト様におすすめです。
月ごとの継続課金ではなく、ハウスマニュアルが完成するまでという期限付きの一括払いオプションです。
24時間対応プランには「ハウスマニュアル作成オプション」と「保守サービスの一部」が無料で付帯します。
- 表紙・冒頭
Wi-Fi情報や、消防・警察・救急などの緊急連絡先 - あいさつ文章
ホスト様からゲストに向けたあいさつ - 入室方法・チェックイン方法
電子錠の解錠・施錠方法や、チェックインフォームの表示方法 - ハウスルール(10項目まで)
ゲストに遵守してもらいたい優先度の高いルール - 設備使用方法(10点まで)
施設に下記の設備がある場合、使用方法の掲載は必須(下記を含めて合計10点までの掲載)- 電子レンジ
- トースター
- エアコン(リモコン)
- プロジェクターやテレビ(リモコン)
- 洗濯機や乾燥機
- 浴室乾燥機
- 給湯器パネル
②と④の原案、③と⑤の写真はホスト様にてご準備ください(添削と英訳は弊社で行います)。ハウスマニュアルの作成には、必要な写真などの素材が揃ってから2週間ほどお時間をいただきます。
- 日本語と英語以外の言語を用いた表記
- 前述の記載内容や、弊社が用意するテンプレートの範囲を超える個別のカスタマイズ
ハウスマニュアル作成オプションで作成するのは、ハウスマニュアルの見本に準じたものになります。
ハウスマニュアルを自分で修正したい
ハウスマニュアル作成後、PDF形式とai形式の両方を納品させていただきます。
ai形式はイラストレーターで修正することができますので、運営開始後に修正したい場合や、より詳しい内容を追記したい場合は、自由にカスタマイズしていただいて構いません。
但し、ハウスマニュアルを修正した場合は、修正後のデータ(PDF形式)を弊社までメールでお送りください。
たとえば24時間対応プランをご契約の場合など、弊社ゲストサポートが最新のハウスマニュアルを参照できないと、ゲストへの誤案内が発生してしまうためです。
ハウスマニュアルの修正を依頼したい
ハウスマニュアルの修正をご依頼いただく場合、保守サービスをご活用ください。
保守サービスとは、弊社が作成したハウスマニュアルや、弊社が掲載・セットアップした宿泊予約サイトの修正を依頼できるものです(有料)。
保守サービスの詳細は、保守サービスについてをご参照ください。
保守サービスについて
保守サービスの内容と対応範囲
保守サービスとは、弊社が掲載・セットアップした宿泊予約サイトや、弊社が作成したハウスマニュアルの修正を依頼できるものです(有料)。
「Airbnbの修正操作にまだ十分に慣れていない」「イラストレーター形式のデータを修正できない」「修正にかかる手間や時間を省きたい」といったホスト様におすすめのサービスです。
保守サービスで修正を依頼できる項目は次のとおりです。
- 宿泊予約サイトの概要文章の修正
- 宿泊予約サイトの写真のアップロード、削除、並び替え
- 宿泊予約サイトの設備やアメニティ情報の修正
- サイトコントローラーの設定変更
- 清掃会社への清掃日時連携システムの設定変更
- 予約時などの自動送信メールの内容修正
- ハウスマニュアルの内容修正(1ページ分)
24時間対応プランには「ハウスマニュアル作成オプション」と「保守サービスの一部(上記⑥⑦ ※修正依頼回数は計2回まで/月)」が無料で付帯します。
宿泊予約サイトの修正(上記①②③)の場合、AirbnbとBooking.comの2サイトで1項目としてカウントします。1サイトの場合でも料金の減額はありません。
依頼できる範囲は、予約サイトセットアップの内容と対応範囲及びハウスマニュアル作成の内容と対応範囲と同じです。
1項目5,000円(税別)/回
1項目の修正、1回当たり上記料金を申し受けます。
上記①から⑥までの1回の修正量に制限は設けていませんが、著しく多い場合には料金を相談させていただく場合があります。
セット割について
セット割の内容と対応範囲
セット割は、たとえば「基本プラン」と「24時間対応プラン」など、複数のプランやオプションをまとめてご契約いただくことで月額料金がお得になるものです。
次の3種類を提供しています。
- 民泊新法応援セット
基本プラン+24時間対応プラン - 旅館業・特区民泊応援セット
基本プラン+24時間対応プラン+チェックイン対応プラン - 開業スタートダッシュ応援セット
予約サイトセットアップ+ハウスマニュアル作成
24時間対応プランを含むセット割には、「ハウスマニュアル作成オプション」と「保守サービスの一部」が無料で付帯します。
- 各プランやオプションの内容基本プランの内容
プランやオプションの内容や契約後の流れについては、各セクションをご確認ください。
基本プラン/24時間対応プラン/チェックイン対応プラン/予約サイトセットアップ/ハウスマニュアル作成
清掃会社との清掃日連携システムについて
清掃日連携システムの概要
清掃日連携システムとは、Airbnbなどの宿泊予約サイトと「LINE」や「Googleスプレッドシート」などを連携することによって、清掃会社に自動的にチェックイン日とチェックアウト日などを知らせるものです。
具体的には、次のいずれかの方法によって清掃会社と連携します(連携方法は初回打ち合わせ時などに相談させていただきます)。
- LINE:新規予約・キャンセル・清掃前日リマインドの自動通知
- Googleスプレッドシート:チェックイン日・チェックアウト日の自動共有
- Googleカレンダー:チェックイン日・チェックアウト日の自動共有
- iCal URL:清掃会社の専用システムにカレンダー情報を自動共有
ご選択いただく連携方法によっては、ホスト様のGoogleアカウントやLINEとの連携が発生します。お渡しするマニュアルに沿ってホスト様にてご設定いただく必要があります。
清掃会社の選定や契約はホスト様にて実施してください。
料金について
月額料金などの支払い方法
月額料金などのお支払い方法は「口座振替」となります。
口座振替の手続きが完了するまでは、「銀行振込」によるお支払いとなります。
なお、弊社では請求業務をマネーフォワード株式会社に委託しているため、請求書(口座振替の手続き完了後は口座振替通知書)はマネーフォワード社からメール送信されます。
請求書(口座振替通知書)の郵送をご希望の場合は、発行手数料300円(税別)/回を申し受けます。
口座振替申込書もマネーフォワードから郵送され、お申し込みから1〜3カ月ほどで手続きが完了します。
クレジットカードでのお支払いはできません。
月額料金の発生時期
月額料金は、契約お申し込み時にご申告いただく「契約始期(開業予定日)」から発生します(月途中の場合は日割り計算)。
届出や行政府審査の状況によって開業が遅延した場合も契約始期(開業予定日)の変更を承ることはできないため、余裕をもったスケジュールをおすすめしています。
一方で、契約上の契約始期(開業予定日)よりも前は住宅宿泊管理業者に委託していない状態ですので、開業はできないことにもご留意ください。
月額料金の支払い時期
月額料金は、毎月末日までに翌月分をお支払いください。
口座振替手続き完了後は、毎月27日(金融機関休業日の場合には翌営業日)に翌月分を振替させていただきます。
初回請求の額
初回の請求額は、下記の合算となります。
- 初期費用
- 初月分の月額料金(契約始期からの日割り計算)
- 翌月分の月額料金
- 単品オプション料金
契約のタイミングによって請求内容が異なる場合があります。
領収書の発行
弊社が請求業務を委託しているマネーフォワード株式会社の領収書発行依頼用フォームからご依頼ください。
プラン変更や解約について
プランを変更したい
ホスト様と弊社のプラン変更の協議が、各月15日までに合意に至った場合、翌月1日からプランが変更になります。
6月15日にプラン変更の協議が合意に至った場合、7月1日からプラン変更。
6月16日にプラン変更の協議が合意に至った場合、8月1日からプラン変更。
解約したい
解約は3か月前通知となっています。
解約希望の連絡をいただいた3か月後の日が属する月の末日が解約日となります。
6月15日に解約の連絡をした場合、9月30日をもって解約。
7月2日に解約の連絡をした場合、10月31日をもって解約。
解約日までの期間は、ホスト様の民泊運営状況にかかわらず月額料金を申し受けます。
その他
民泊管理バンクに緊急で連絡を取りたい(契約者様)
ホスト様が緊急で弊社に連絡する方法は、ご契約のプランによって異なります。
- Airbnb上で弊社アカウントに連絡する
- 契約後にお知らせする緊急連絡用の電話番号に電話する
- 契約後にお知らせする緊急連絡用の電話番号に電話する
なお、いずれの緊急連絡も、ゲストからの連絡を受けるゲストサポートセンターでの対応となるため、管理業務や運営に関するお問い合わせには回答できません。あくまで、ゲストに関する緊急連絡の窓口とお捉えください。
管理業務・運営についてや、単品オプションのみのご契約者様は、契約後にお知らせする契約者様専用のメールアドレスにご連絡ください(応対時間:土日祝日を除く平日、9:00~18:00)。
民泊管理バンクに連絡を取りたい(契約前の方)
下記の方法でお問い合わせください。
- 民泊運営のために住宅宿泊管理業者や運営代行会社との契約を検討している
⇒民泊運営代行のご相談フォーム - その他の相談をしたい
⇒お問い合わせフォーム - すでに弊社営業担当とやり取りをしている
⇒営業担当者に直接ご連絡ください
予約管理やゲスト対応をスマートフォンで実施したい
宿泊予約サイトでは、スマートフォン用のアプリを提供している場合があります。
予約状況の確認や、ゲストとのやり取りを外出先などでも手軽に実施したい方は、アプリの利用もおすすめです。