Air bnbのような民泊サイトにあなたの民泊をリスティング(投稿)しようとする時にプロフィール文や写真が必要になります。あなたの民泊を予約しようと思ってもらうためには主に写真と文章の力が重要になります。そこで今回は、どのよう写真を撮れば予約が入りやすくなるのかについて説明していきます。
1.民泊サイトにおいて写真が最も重要である理由
民泊サイトをホスト側から見ることはあっても、ゲストの立場になって民泊を予約しようとした経験はないのではないでしょうか?実際にAir bnbでゲストとして予約しようとすると下の画像のような見え方になります。
泊まりたい場所を検索し、様々な民泊のトップ画像と名前が一覧として表示されるのです。この数百件ある民泊先からあなたの民泊を見てもらわなければなりません。まずはゲストの方にあなたの民泊をクリックしてもらうためには、あなたのトップ画像が魅力的でなければなりません。
一度あなたの民泊をクリックさえしてもらえれば、プロフィール文や他の写真からあなたの魅力は十分伝わります。ですから、まずはトップ画像を他のどのホストよりも魅力的にしなければなりません。
2.民泊の写真で撮るべき物は?
2-1.民泊の写真は10枚以上用意する
民泊の写真はトップ画像の1枚だけではなく、通常10から20枚程度をアップロードしておき、その中の1枚をトップ画像に設定します。では、どのような写真を撮れば良いのでしょうか?
2-2.民泊でのゲストにウケる写真とは?
基本的に民泊でのお部屋とアメニティ、周辺のレストランやお店などをアップロードします。特にお部屋とアメニティは全体像だけでなく、細かく写す必要があります。
例えば私の民泊の場合、台所だけでも台所全体、フライパン、塩と砂糖の入れ物、シンク、洗剤と5枚も用意しています。
2-3.なぜ民泊の詳細な写真を載せる必要があるのか?
私の民泊の写真を参考にお見せしましたが、「ここまで載せるの?」というレベルで写真を載せていたと思います。ここまで詳細な写真を載せることで、ゲストは「台所でカップラーメンが作れるな」や「インスタントヌードルだけじゃなくて、もっと本格的な料理が作れるな」といった、どのようなレベルで民泊のお部屋を利用することができるか想像しやすくなります。
ですから、写真はできる限りゲストの立場に立った写真を載せる必要があります。
3.民泊の写真は写真加工するべし
3-1.白を基調にしたものは印象が良い
基本的に写真は暗くするよりかは明るくした方が印象が良いです。明るくする中でも白を基調にしたものはより清潔感があり、印象が良いです。壁が白色であったり、天井を白色にしていたり、写真のどこかに白を入れておくと良いでしょう。
仮に白がない場合も、インスタグラムやその他の写真加工アプリで明るさ調整を行い、自然な範囲で明るくしておくと良いです。
先ほど基本的には白がベースとお話ししました。白がベースであることは基本中の基本ではありますが、少しレベルアップすると季節の色感を取り入れることができると、他の民泊施設の写真と圧倒的な差別化ができるでしょう。
例えば春・夏であれば、寒色という青色をベースとした色に、秋・冬であれば暖色というオレンジがかった色を全体に被せることで、「夏っぽい部屋だな」や「秋先っぽい部屋で素敵だな」と思われるようになります。
当サイトのプロのカメラマンが撮影した写真はこちらです。
このような写真は通常の写真加工アプリでも十分できますし、少しレベルを上げてAdobe Photoshopのようなプロの写真加工ソフトを使うことでより簡単に写真をそれぞれの時期の色に加工することができるようになります。
4.日本の「和」を入れることで民泊の差別化写真に
4-1.「和」の写真をなぜ入れる必要があるのか?
通常、Air bnbを利用するゲストは海外の方が多いです。特に最近ではアジアだけでなく、ヨーローッパ系の方も増えています。その中で、ホテルにはない民泊の強みとして、日本の伝統的な和を体感することができることでしょう。
4-2.「和」とはどのようなものか?
和とはどのようなものが良いのでしょうか?
一般的に考えられるのは日本庭園のようなものですが、見せ方によってはにほに植えいている1本の松だけでも日本っぽく見せることができます。
都内やマンションなど庭がない場所では部屋の内装を工夫することができます。和紙で作った照明や畳、盆栽、木のお皿、掛け軸など日本っぽい要素は多々あります。
木のお皿は厳密に言えば「日本の伝統的な〇〇」ではないかもしれません。しかし、ゲストには本物の伝統的なものでなくても、「日本っぽいな」という要素が必要なのです。
4-3.和を強調する写真の撮り方
少し前に写真の取り方について説明しました。和を強調する写真はもちろん白色ベースで撮るのは良いのですが、もっと綺麗に撮りたいという場合があるでしょう。
和を感じさせるためには明暗が必要になります。昔から日本では光と影のバランスを非常によく使ってきました。ですから写真は和を感じさせる物を明るくし、その周りを暗くし、和を感じさせる物を強調させます。
当サイトのカメラマンが撮った写真は以下のようなものになります。
このようにすると、「日本だな」という印象をつけることができます。
5.民泊ゲストにとって最も良い写真の見極め方
民泊を運営する上で、始めにもお話しした通り、写真はあなたの民泊の第一印象を決定づけるものです。ですから、最も効果的な写真が何かを常に探し続けることが重要です。
プロのカメラマンに撮ってもらったからと言って、必ずしもそれが最も効果的な写真とは限りません。当サイトのカメラマンは何枚も写真を撮りますし、同じ写真でも色使いなど微妙な変化を付けてあなたにお渡しします。ですからその全てを一度に使うこともできません。
例えば下の襖の写真で言えば、構図は同じですが若干色合いが違います。プロのカメラマンからこの2枚を渡されたからといって、両方Air bnbのサイトにアップロードできるわけではありません。どちらか1枚を選ぶ必要があります。
あなたの物件にとって最も効果的な写真を見極めるためには「テスト」を行うことが重要です。Webマーケティングなどを行なっている方であれば当たり前の言葉かもしれませんが、「ABテスト」というものがあります。
1週間ごとに2種類の写真をトップページに入れ替わりで載せていきます。そして、それぞれの1週間のページビュー数や予約件数を比較して、より数字の大きい方を掲載し、さらに別の写真とも1週間〜1ヶ月単位で比較していきます。そうすると最終的に最も効果的な写真にたどり着くことができます。
6.まとめ
写真1つにしても予約の入り具合が全く変わるのが面白い民泊のプロフィール写真。あなたの物件の第一印象を決める写真は民泊紹介のプロフィール文章を書くのと同じくらい力を入れる必要があります。
今回ご紹介したやり方で特に白を基調にした写真、暗い写真よりも明るい写真、和のテイストを入れるのであれば明暗をはっきりさせるといったことをぜひ実践してみてください!

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