民泊運営代行や住宅宿泊管理業者の料金はいくら?月19,800円〜の会社も

民泊を運営する上で、住宅宿泊管理業者に委託が必須であったり、副業や複数物件の運営を行う関係上、民泊運営代行会社に丸投げ委託したいという方も多いことでしょう。

とはいえ、丸投げ委託すると当然のことながら、運営代行手数料が必要になってきます。代行会社選定を間違えると売り上げはあるのに赤字になるという事態に陥ることも多々あります。

住宅宿泊管理業者や民泊運営代行会社は、しっかり売り上げを上げてくれながら月額の手数料は安く抑えられるサービスを選ぶことが非常に重要です。

今回は代行手数料の安い会社や正しい会社の選び方などをお伝えしていきます。今回紹介する中で最もおすすめしたい会社は下記になります。

サービス内容おすすめの人公式サイト料金対応エリア
運営代行
現役民泊ホストに運営してほしい人
自分で運営したい
コストを最小限に抑えたい人
・住宅宿泊管理業者と最小限の契約だけしたい人
minpakukanri.org月額19,800万円〜+清掃費実費全国
\今すぐ無料で相談/
民泊管理バンクに問い合わせしてみる
監修者
民泊管理バンク 代表 高橋拓真

池袋で民泊運営しながら民泊代行サービスも展開

2018年に鎌倉で民泊運営を開始。その後、民泊運営代行も運営する傍ら、池袋(東京都)でも自社の民泊を運用中。

客単価と稼働率を上げることが得意。民泊運営のリアルな情報を発信している。

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住宅宿泊管理業者の資格を持つ民泊運営代行の費用形態は2種類

民泊運営代行業者の料金形態には主に2種類があります。

  1. 完全運営代行
  2. 部分代行

完全運営代行とはオーナーであるあなたの代わりに、管理会社が予約の管理やゲストとのメールのやり取り、清掃など全てを行なってくれるサービスになります。

一方で、部分代行とは清掃のみ管理業者が行い、Airbnbへの掲載やゲストとのやり取りなどはあなたが行うものになります。

費用としては、完全代行よりも部分代行の方が委託費用は安くなる傾向にあります。

実際に平均的な相場についてここからお伝えしていきます。

民泊の完全運営代行会社の平均相場や料金はいくら?

民泊運営を完全に代行業者に任せる場合は、前述の通り委託費用が高くなる傾向があります。

結論からお伝えすると、完全運営代行の場合は月額5〜10万円程度、部分委託で住宅宿泊管理業者との契約のみの場合は、1〜2万円が相場となっています。

民泊の完全運営代行会社の平均相場は5〜10万円程度

民泊の完全運営代行の場合は、総売上×20〜35%という料金形態がほとんどです。例えば、月50万円の売上がある場合は20%なので、10万円が手数料となります。

弊社が代行している物件は、1Rであれば20〜30万円程度の売上になるので、月額5〜6万円が代行手数料になります。1LDKの場合は、稼働率40万円程度は売上が少なくとも立つので、8万円が代行手数料になります。

なお、民泊管理バンクのオーダーメイド型プランを使えば、月額6万円台で完全代行のようなサービスを受けられます。

もちろんエリアや物件の広さによっても異なりますが、大体5〜10万円程度かかると見ておくと良いでしょう。とはいえ、お客様からいただいた代金から支払うので、自身の貯金が減るという感覚はないので、あくまで経費のような感覚です。

部分委託の場合の平均相場は1〜2万円

先程は完全代行の場合でしたが、自分で民泊運営ができる場合は、民泊の届出に必要な住宅宿泊管理業者と最小限の契約を結ぶのみで問題ありません。この場合、完全代行ではなく部分代行という形で、住宅宿泊管理業者に調整してもらって、自分で民泊運営ができる形で契約する必要があります。

このような柔軟な対応をしてくれる会社はほぼありませんが、弊社の場合は月額19,800円から住宅宿泊管理業者と最小限の契約だけできるプランを用意しています。

このようなプランを用意している会社が少ないため、平均的な相場はお伝えできませんが、月2万円あれば十分に契約可能です。

参考:民泊管理バンクの代行プランを見てみる

民泊完全運営代行会社の各社の料金比較について

ここからは実際の民泊運営代行会社がどのような料金形態になっているかを見ていきましょう。

実際に依頼する際には料金だけでなく、どのようなサービスを行なっているのか、契約後に親身に寄り添って試行錯誤をしてくれるのか?までを確認しておくことをおすすめします。

民泊管理バンクは弊社が運営している民泊運営代行サービスで、現役民泊ホストが運営することが特徴です。毎週、管理物件全ての施策を考え、試行錯誤を行う上、民泊オーナーさんと共に「より高単価になる民泊物件」を目指しています。

また、定型文での返信がほとんどの代行会社が多い中で、「自分たちがされて嬉しいサービスを提供する」をコンセプトに、ゲストの意図を汲んだ粋なメールや電話、レビュー対応に定評があるのも特徴。

社員全員が、民泊運営をこよなく愛するからこそできる、利益度外視の民泊運営代行サービスです。

faminect|収益最大化を目指す民泊運営代行会社

引用:faminect

faminectでは2種類のサービスを提供しています。

1つ目が民泊の完全運営代行サービスで売上の20%が代行手数料になります。

その上で、別途清掃費が必要となります。

一方で、ゲストとのメールのやり取りのみ代行するプランもあり、こちらは民泊の売上の10%と清掃費用が必要になります。

どちらのプランでも清掃費用は必要になるため、10万円を超える委託費用が必要になると見ておくと良いでしょう。

PIPI HOSTING|提案力に定評のある民泊運営代行会社

引用:PIPI HOSTING

PIPI HOSTINGの強みは民泊に必須の本人確認をしてくれたり、適切な提案で売上を上げてくれることです。

こちらの料金形態としても売上の20%が手数料という形になっています。

先ほどのZensと同じく、民泊の完全運営代行の場合は業界内では売上に対する20%が相場です。

他にも民泊代行会社はご紹介できますが、どの会社でも売上に対する20%が委託費用になるのが実情です。

部分委託型の民泊運営代行会社

自分で民泊を運営できるので、住宅宿泊管理業者と最小限の契約だけしたいという方向けの部分委託代行サービスは、そもそも提供している会社が少ないのが実情です。

今回は数少ない会社の中で、ようやく辿り着いた3社をお伝えします。

民泊管理バンク|月額1〜2万円で契約可能なホストの味方

サービス名民泊管理バンク
分野部分委託
(オーナーに再委託)
特徴月額固定費用なので利益率を上げやすい
・住宅宿泊管理業者と契約だけできる
・自分で運営したい人におすすめ
サービス
内容
・住宅宿泊管理業者と最小限の契約
・宿泊者名簿の作成
(定期報告用のデータ作成)
・QRコードによるチェックイン業務
対応エリア全国
料金月額:19,800円〜
公式サイトbizpato.com

民泊管理バンクは民泊の届出に必須の住宅宿泊管理業者と最小限の契約だけできるサービスです。清掃やメールのやり取り、ゲスト対応などは全て自分で対応したり、自社内で完結したりする場合は民泊完全代行ではなく、この方式の方がお得です。

また、社員全員が民泊運営を趣味のように思っているため、簡単な相談であればいつでも乗ってもらえるのも心強い味方です。

ある程度、民泊運営にノウハウがある場合や、初めてでも自分で民泊運営にチャレンジしてみたいという方におすすめです。

参考:月額19,800円から住宅宿泊管理業者と最小限の契約だけできるサービス

PLAYS|売上×15%の民泊部分委託

引用:PLAYS

PLAYSは完全民泊運営代行も行っていますが、部分型運営代行も行っています。

この場合、民泊運営代行の場合は売上の15%が委託費用となっています。

仮に毎月20万円の売上があれば3万円が委託費用になる計算です。

AIR HOST|海外でも展開している会社で部分委託プランあり

引用:AIR HOST

AIR HOSTもPLAYSと同様に部分委託の場合の運営代行手数料は売上の15%となっています。

基本的に民泊の運営代行の業界では売上が大きく出ることを前提として、売上変動型の料金形態にしていることが一般的です。

完全運営代行の場合は売上の20%、部分委託の場合は売上の15%が委託費用とかかると覚えておきましょう。

民泊の運営代行費用を安く抑える2つの方法

ここまで一般的な民泊運営代行会社の平均的な相場を見てきました。完全運営代行の場合は5〜10万円程度、部分委託の場合は最安値で1〜2万円程度が手数料となっています。

これらはほぼ必須でかかる費用とはいえ、できるだけ安く抑えたいというのが本音なはずです。民泊運営代行費用を安く抑えるコツは下記の2点です。

  • 自分で民泊を運営する
  • 初期費用を抑える

1.民泊を自分で運営して安く抑える

民泊代行会社に民泊運営業務を委託すればするほど、委託費用が高くなるのは当然です。それであれば、可能な限り全ての業務をあなたが行えば、必然的に委託費用は安くなります。

例えば、民泊の清掃をあなたが行うもしくは、アルバイトを雇うだけで清掃会社に払っている10万円程度の清掃費用を浮かせることができます。また、ゲストとのやり取りや予約管理を自分で対応することで、2万円程度に委託費用を抑えられます。
(部分代行の場合)

このように、自分で対応できる範囲は自分で対応することで、民泊の利益額を増やすことは可能です。

ただし、住宅宿泊管理業者との契約がなければ民泊の届出ができないため、月額1〜2万円で住宅宿泊管理業者と契約だけできる弊社のサービスなどを活用することをおすすめします。

参考:住宅宿泊管理業者と契約だけできるサービス

2.初期費用を抑える

民泊運営代行会社の中には、初期費用のみで数百万円を請求する会社もあります。初期費用だけで数百万円もかけてしまっては、初期投資の回収だけで数年かかってしまうため、稼働率に関わらない部分に関しては初期費用を抑える必要があります。

弊社であれば初期費用は数万円程度ですし、高くても10〜20万円以内に抑えることをおすすめします。

色々な代行会社の話を聞いてみて、初期費用がかからなかったり、トータルで見た時に自分に必要なサービスが月額費用内で提供されているか?をきちんと確認しておきましょう。