Webライターの平均文字単価相場は?文字単価10円ライターが解説!

Webライターをやっているけど、自分の単価が相場に合っているのかわからない…
もっと単価を上げたいけど、どうすれば良いかわからない…

このように自分のレベルと文字単価の相場が合っているかどうか不安だったり、もっと文字単価を上げたいけど、やり方がわからなかったりなど悩みは尽きません。

結論からお伝えすると、Webライターの平均的な文字単価は1〜2円が多いです。

しかし、私はココナラで文字単価3〜6円で取れていますし、文字単価10円以上の案件も複数抱えています。

文字単価を上げる方法や文字単価3円から10円以上を取るまでの実体験もお伝えしています。

この記事の監修者

株式会社BizPato 代表取締役 高橋拓真

高橋 拓真

高校生3年生よりアフィリエイトを開始
30記事で月60件の無料相談を獲得したり20記事で100万円分の売上を立てる。
独自の手法によるオウンドメディア運用代行を行いながら、少数の記事でも売上がたつセールスSEOライティングの手法を解説している。

趣味は海を眺めることとビールを飲むこと

Webライターの報酬形態は2種類

まず、Webライターの報酬形態は「文字単価計算」と「記事単価計算」の2種類に分かれています。案件のレベルなどによって契約形態が異なってくるので確認していきましょう。

1.文字単価計算での報酬

文字単価計算の場合は、1文字あたり◯円と決められていて、執筆文字数によって報酬が変わります。

例えば文字単価1円案件の場合、5,000文字書けば5,000円が報酬になります。文字単価計算での報酬は、書けば書くだけ金額が増えるので、働いた分だけ還元されるのが良いところです。

ただし、文字数に上限があるケースもあるので注意が必要です。例えば、4,000文字までしか報酬は支払いませんと言われた場合、5,000文字を書いたとしても4,000文字分の4,000円しか報酬として支払われないので、注意しましょう。

文字単価契約は事前に上限文字数があるかの確認が必須です。

2.記事単価計算での報酬

記事単価計算とは、1記事あたり〇〇円と事前に決められており、執筆文字数に関係なく定額の報酬が支払われます。

この場合、文字数にとらわれる必要がないため、無駄に文字数を増やすことなく、本当に必要な情報を適切な文字数で執筆できるのが特徴です。

例えば、1記事5,000円と決められている場合、4,000文字しか書かなかったとしても、5,000円が支払われます。

ただし、1万文字書かなければならない記事でも記事単価が5,000円の場合は5,000円しか支払われないため、どのような記事内容で何文字での執筆が目安かは必ず確認しておきましょう。

場合によっては文字単価に変更してもらう方がお得な場合もあります。

Webライターの平均文字単価の相場とレベル

Webライターというと、取材記事やシナリオライターなど様々な分野がありますが、今回は一番案件の多いSEOライターに関してお伝えします。

SEOライターの中でもどこで受注するか、誰をクライアントにするか、SEOスキルによって単価が大きく異なります。

webライターの平均文字単価

初心者の場合は文字単価1〜2円が相場ですが、クライアントとの直契約を取れるようになったり、上位表示の実績が増えたりすると、文字単価5〜10円を超えることもよくあります。

代表 高橋
代表 高橋

私の場合は記事単価6万円からしか記事制作は受注しないので、文字単価に直すと12円くらいになります。

初心者ライターは文字単価0.5〜1円

初めてWebライターとして活動する場合は0.5円から1円案件がほとんどです。クラウドワークスやランサーズなどで募集されている案件の平均もこれくらいです。

この段階ではまだ記事を書くことに慣れていないことが多いため、修正も増える傾向にあります。

しっかりと真摯に修正依頼を受け止めて、次の執筆からは同じ修正を受けないようにすると、徐々に執筆時間が減っていき時給単価もライティングスキルも向上していきます。

Webライターに慣れると文字単価2円

文字単価2円ライターさんはSEOで上位表示させる書き方がきちんとできる方がほとんどです。クライアントもしっかりとした質のものを求めることが多く、タイトルと見出し2にはキーワードを入れたり、正しい日本語で記事を書けたりすることが求められます。

また、記事の質としても文字単価1円の頃からは上達しているため、修正もそこまで入れられることはありません。もし仮に修正が入ったとしても、2回目以降は同じ修正を指摘されないように徹底するライターさんが多いため、レベルが一気に上がります。

とはいえ、文字単価1円の頃から修正を素直に受け入れ、常に改善していれば、自然と文字単価2円案件は受注できます。

上級者は文字単価3〜5円

金融や法律などの分野特化ライターや上位表示の実績が多いライターさんは文字単価3〜5円で受注できます。このような人はSEO会社から直接案件を受けたり、企業と直契約をしてしっかりとした単価をもらうことが多いです。

また、分野特化や実績があれば定期的に高単価案件がTwitterで募集されることもあるため、このような案件にしっかりと応募していくのがおすすめです。

圧倒的な実績と営業力があれば文字単価5〜10円以上

特化ライターに関わらず、上位表示の実績や問い合わせ数増加の実績が多くある場合は、文字単価5〜10円以上で取ることができます。特に実績に加えてSEO会社や広告代理店、予算のある中小企業の経営者との人脈があれば、表に出てくる案件の2倍以上の単価で受注できます。

実際に私はWeb広告経由やフリーランスエージェント、紹介などで文字単価10円以上で受注していますし、私の知り合いでSEO会社からの受注で文字単価最低でも6円は維持できています。

ポイントは誰に営業をすると予算のあるクライアントと繋がれるか?というところです。営業力さえあれば高単価案件を受注できるので、ライティングスキルよりも営業力を高めることが重要です。

Webライターの文字単価を上げる方法

ここまでそれぞれの文字単価についてお伝えしてきましたが、実際に文字単価を上げていくにはどうするべきかについてお伝えします。

Webライター初心者からしっかりとレベルアップして単価を上げるにはこのようなステップを踏んでいくことが重要です。

単価アップのロードマップ

  1. ライティングスキルを高める
  2. 修正回数を減らして質の高い記事を作る
  3. 上位表示を取った実績を作る
  4. ポートフォリオを作る
  5. レベルに合った営業をする

それではもう少し詳しくお伝えしていきます。

1.ライティングスキルを高める

ブログ経験者であれば問題ないですが、初めて記事を書く場合は、SEOライティングを勉強する必要があります。クライアントはSEOで上位表示する記事を依頼することが多いので、最低限次の内容を押さえた記事を書けるようになっておきましょう。

  • タイトルと見出し2にキーワードを入れる
  • メタディスクリプションをきちんと書く
  • 見出し2と3を使ってわかりやすい目次を作る

記事を作る上での代表的なポイントをお伝えしましたが、この他にもいくつかあるため、不安に思う場合はWritting HacksなどのWebライティング教材を購入することをおすすめします。

公式サイト:skill-hacks.co.jp

このような初心者ライター向け教材で基礎を固めれば、文字単価2円案件までは誰でも受注できるようになります。

2.修正回数を減らして質の高い記事を作る

Webライター初心者の頃はどうしてもライティングスキルが劣るので修正依頼が多いのが実情です。一度修正依頼が来た内容は次回から絶対に指摘されないように気をつけていくことで、修正回数は減っていきます。

するとライティングスキルそのものも向上するため、自然と初歩的な修正がなくなり単価も上がっていきます。

特に文字単価2円を超えてくると修正依頼を出す場所がないほど質の高い記事を書いてくれるライターさんが増えるため、まずは修正がなくなるレベルを目指していきましょう。

3.上位表示を取った実績を作る

このようにライティングスキルが上がってくると、自然とみなさんが書いた記事で上位表示を取れるようになってきます。元々対策していたキーワードで検索してみたときに検索1ページ目に表示されていれば、記事の書き方は大正解です。

同じような書き方をしていくと、他のメディアでも上位表示を取れるようになります。このように「何をすれば上位表示を取れるか」という書き方の感覚が分かってくると、上位表示に上がる確率が高まってきます。

また、上位表示を取ったという実績にもなるため、今後の営業の際に非常に役立ちます。
(※クライアントに許可を取らずにキーワードや記事を第三者に伝えるのはやめましょう)

4.ポートフォリオを作る

ここからは実際に営業する際に使うポートフォリオを作っていきます。このポートフォリオに上位表示の実績や執筆記事の事例、単価感などを記載しておくことでクライアントからの依頼が増えていきます。

ポートフォリオには下記の内容を必ず記載しておきましょう。

  • 上位表示の実績
    (キーワード数や可能であればキーワード名や記事も)
  • 自分のブログ記事や記名記事などの執筆記事
  • 記事制作の際の構成書
  • 単価や問い合わせ方法など

より詳しいポートフォリオの作り方についてはこちらの記事で解説しています。

5.それぞれのレベルに合った営業をする

最後に、ポートフォリオを持って案件受注の営業に行きます。最初はクラウドワークスやココナラなどのプロフィール欄に貼っておくだけで問題ありません。

しかし、単価を上げていくのであれば、このような場所に営業をかけることをおすすめします。

  • Twitterの案件募集
    (DMでポートフォリオと共に営業文を送付)
  • SEOディレクターに営業
    (Twitterでディレクター名乗っている人にDMをする)
  • フリーランスエージェントに登録する
    フリーランススタートFREEDAなどがおすすめ)
  • SEO会社やWebメディアに営業
    (こんな記事を書けるということでポートフォリオのURLを送付する)

下に行けば行くほど難易度が上がりますが、その分単価も上がっていきます。まずはクラウドソーシングやTwitterで営業をしながら、レベルが上がってきたら後半のSEO会社やエージェントなどに営業をかけるのが良いでしょう。

またエージェントに関してはレベルに合った案件を紹介してくれるにも関わらず単価も高いので、早めに登録しておくことをおすすめします。
フリーランススタートFREEDAなど)

Webライターとして文字単価3円で受注した私の方法とは?

文字単価3円はココナラで受注していましたが、とにかく上位表示した実績を押し出していました。ほとんどのクライアントは上位表示できるライターさんを探しているので、Twitterやクラウドソーシングでは「上位表示実績があります!」という訴求が一番刺さりやすいです。

実際に私の場合は、このような実績で受注していました。

高橋
高橋

30記事中28記事が検索1ページ目に表示

5割の記事は上位3位以内にランクイン

こう聞くとハードルが高いように見えますが、皆さんの場合でも

  • 10キーワード以上で検索1ページ目に表示
  • 狙ったキーワードで上位表示させます

などの切り口で営業をしたりプロフィールページに記載しておくと、価値がわかるクライアントは個別でメッセージをくれて、案件受注につながります。

Webライターとして文字単価10円以上で受注するコツ

私の場合は文字単価2円から始めて今では10円以上で受注していますが、高単価で受注するコツはこの3つです。

高単価案件受注のポイント

  1. 実績をしっかりと作る
  2. クライアントの売上に貢献する
  3. 予算のある会社をクライアントにする

1.文字単価10円Webライターは実績が全て

文字単価10円以上を受注する場合は、上位表示を取ったり、問い合わせを増やしたりしている実績が必ず必要です。この実績なしにはわざわざ高単価で発注する理由がないので、必ず実績を作るようにしておきましょう。

私の場合は元々アフィリエイトをやっていた関係で、このような実績がありました。

私の実績

  • 30記事投稿のみで毎月60件の問い合わせ
  • 3ヶ月でアクセス数2倍
  • 20記事のみで弁護士系のアフィリエイトで毎月20件の問い合わせ獲得

この実績を見れば、「この人に依頼したらうまくやってくれそう」と思われるので、高い単価を提示しても受注できるのです。

ちなみに実績がない場合は、

  • 自分でアフィリエイトブログを作る
  • 実績公開して良いクライアントで実績を作る
  • 弊社主催のWebライター講座で弊社のメディアを担当して圧倒的な実績を作る

といったやり方があります。

弊社のWebライター講座であれば、自社メディアにて2ヶ月でPV数1.5倍やリライト・新規記事ともに上位3位以内を獲得するなどの実績を誰でも作れる環境を用意しています。
(※フィードバックが非常に厳しいため、参加要件を満たした方のみが対象です)

2.クライアントの売上に貢献する

Webライターをやっていると忘れがちですが、クライアントが記事を発注する理由は「オウンドメディアを通して問い合わせや売上を増やしたいから」というものが本質です。クライアントの売上が増えれば継続案件にもなりますし、何より単価も上がっていきます。

そこで、執筆する記事から売上が立つように、読者を問い合わせしたり商品を購入したりするように促したり、成果が出ない場合はリライトしたりするなど、しっかりと数字の結果を追う覚悟が必要です。

理想を言えば、数字をしっかり持っていることですが、最低限結果が出なければ出るまで改善するということを伝えることがおすすめです。

代表 高橋
代表 高橋

弊社で請け負う記事は、検索1ページ目に表示されるまで無料修正したり、問い合わせ獲得できるまで徹底的にPDCAを回したりすることをクライアントに約束しています。

ここまでやれば、アクセスは集まりますし、読者を問合せに誘導して売上につなげることもできるようになります。大変ですが、高単価案件の裏側にはこのような努力もあるのが事実です。

ちなみに売上につながる記事の書き方はこちらの動画で解説しています。

3.予算のある会社をクライアントにする

高単価案件を受注するにはとにかく予算のあるクライアントを探すのが鉄則です。SEO会社や広告代理店などであれば規模の大きい中小企業や大手を相手にしているので、しっかりと記事単価をいただくことができます。

実際に私の友人は構成を作られた状態で記事単価3万円で受注しているので文字単価に直すと6円程度。

「こんなに簡単な案件はない」と笑って言っていますが、営業先さえ間違えなければこのような案件はたくさんあります。

簡単に営業できる先としてはフリーランスエージェントの面談に申し込んで、高単価案件を紹介してもらうのがおすすめ。

案件が多いフリーランスエージェント

  • フリーランススタート
    「SEOライティング」で検索すると月額30〜70万円の案件が出てきます
    (私が使っていた時はここまで多くなかったので驚きです)
    公式サイト:freelance-start.com
  • FREEDA
    Web系フリーランス特化の案件紹介エージェント
    面談をして、ライターやSEO関連の案件を希望することを伝えると高単価案件を紹介してもらえます

他にも、SEO会社やWebメディアの運営会社に問い合わせフォームから営業するのも1つの手ですが、大変なのでできることからやっていきましょう。

このようにステップバイステップで地道にスキルアップしながら営業先も変えていくことで、受注単価も上げていくことができます。

Webライターの平均文字単価に関するよくある質問

最後にWebライターの文字単価についてよく聞かれる質問について回答していきます。

初心者でも受注できる文字単価は何円ですか?
今まで全く文章を書いてきたことがない場合は、文字単価0.5円から1円程度になります。
しかし、ブログ経験があったり、PDFなどで文章を書くことに慣れている場合、きれいな日本語を書ける可能性が高いため、文字単価1〜2円で受注できることが多いです。
実際に私の場合は、アフィリエイトブログを運営したり、オウンドメディアの経験があったりしたため、文字単価2円からココナラでスタートしました。
取材ライターになると単価は上がりますか?
取材ライターになると単価は上がります。
単価は上がりますが、需要があまり多くないため、安定的な売り上げを立てたい場合はSEOライターとして活動しながら、依頼された場合に取材にいくことをおすすめします。
また、SEOで実績がある取材ライターになると希少価値が上がり、記事単価5万円を超えることも多いのでおすすめです。
ホームページのWebライターの単価を教えてください。
ホームページに掲載する文章の文言を考えるライターさんの場合だと、スキルや過去の実績により単価が異なりますが、一般的に、1〜3万円程度が相場です。
ホームページ制作を依頼してくれているクライアントの気持ちをしっかりとホームページで表現できる場合は単価が上がることはありますが、案件全体的に件数が少ないことと、単価が頭打ちになるためおすすめはできません。

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