デジタルデトックス旅行×一人旅におすすめの宿14選|スマートフォンを置いて心を休める

スマートフォンやSNS、仕事の通知に囲まれた日常の中で、

「一人で静かに過ごす時間がほしい」
「情報から少し距離を置きたい」

と考えている方も多いのではないでしょうか。

自然に囲まれた環境でゆっくり過ごしたり、読書や温泉などアナログな時間を楽しんだりするデジタルデトックス旅行は、心を整える手段として注目されています。

ただ「どのような宿を選べば落ち着いて過ごせるのか」「一人旅でも居心地のよい宿はどこか」と迷うことも少なくありません。

そこでこの記事では「デジタルデトックス×一人旅」をテーマに、関東・関西・北海道などのエリアごとに、おすすめの宿を紹介します。

自然の中で心身を休めたい方、スマートフォンから離れて自分と向き合う時間を持ちたい方は、本記事を参考にして目的に合った宿を見つけてください。

また、本記事では「いきなり秘境に行くのは不安」という方に向けて、瀬戸内の穏やかな時間が流れる岡山県宇野エリアの古民家宿も紹介しています。

あえて時計を置かない空間や、南部鉄器で丁寧にお茶を淹れるアナログな体験を通じ、自分自身の感覚を取り戻せる宿です。気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

The Nature Unoの詳細はこちら

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監修者
民泊管理バンク 代表 高橋拓真

池袋で民泊運営しながら民泊代行サービスも展開

2018年に鎌倉で民泊運営を開始。その後、民泊運営代行も運営する傍ら、池袋(東京都)でも自社の民泊を運用中。

客単価と稼働率を上げることが得意。民泊運営のリアルな情報を発信している。

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デジタルデトックス旅行とは?【スマートフォンから離れて心に余白をつくる一人旅】

デジタルデトックス旅行とは、スマートフォンやパソコン、SNS、仕事の通知など、日常的に触れているデジタル機器から意識的に距離を置き、心と体を休ませることを目的とした旅行です。

完全にデジタル機器を断つ必要はなく「使う時間を最小限にする」「見なくても困らない環境に身を置く」ことが、デジタルデトックスの基本的な考え方です。

現代の生活では、仕事の連絡、SNSの更新、ニュースや広告など、常に大量の情報が流れ込んできます。通知が来るたびに思考が中断され、気付かないうちに脳が休まらない状態が続いている人も少なくありません。

こうした情報過多・通知疲れは、集中力の低下や慢性的な疲労感につながる要因とも言われています。

そこで注目されているのが、旅行を活用したデジタルデトックスです。

なかでも「一人旅」は、デジタルデトックスの効果を高めやすい条件が揃っています。

一人旅では、同行者に気を遣ったり、予定を共有したりする必要がありません。行動のペースや過ごし方をすべて自分で決められるため、以下の過ごし方が叶います。

  • あえてスマートフォンを見ない
  • 何もしない時間をつくる
  • 気が向くままに過ごす

また、スマートフォンを見ない時間が増えることで、次のような変化を感じる人も多いです。

  • 頭の中が静かになり、考え事が整理されやすくなる
  • 時間に追われている感覚が薄れる
  • 風景や音、匂いなど、五感への意識が向きやすくなる

特別なことをしなくとも、デジタルデトックスで「情報を遮断する時間」を持つだけで変化が起こりえます。

それでは、一人旅でも安心して滞在できる、デジタルデトックスにおすすめの宿を地域別に紹介します。

【北海道】デジタルデトックス一人旅におすすめの宿4選

北海道は、広大な自然と落ち着いた街並みが共存しており、デジタルデトックス一人旅に適したエリアです。

ここでは、北海道でデジタルデトックス一人旅におすすめの宿を紹介します。

  • 1.The Nature Asahikawa (1LDKコンドミニアム:旭川)|静かに快適に過ごせる清潔な室内
  • 2.The Nature Asahikawa(ナチュラルモダン1LDK:旭川)|木の温もりが感じられる落ち着いた空間でリラックス
  • 3. MAOIQ(長沼町)|【一棟貸し】「日常の圏外」へ逃げ込む丘の上の家
  • 4.然別峡 かんの温泉(然別峡)|圏外の秘境でデジタル遮断

以下で特徴や魅力を詳しく解説します。

1.The Nature Asahikawa (1LDKコンドミニアム:旭川)|静かに快適に過ごせる清潔な室内

項目内容
施設名The Nature Asahikawa
アクセス徒歩:JR旭川駅より約8分
特徴・アパート一室貸切で人の気配が少ない
・清潔でシンプルな1LDK、生活音も最小限
公式サイトhttps://www.airbnb.jp/rooms/1269833816264623764

The Nature Asahikawa(1LDKコンドミニアム)は、アパートの一室を丸ごと貸し切れる宿です。ホテルのように人の出入りや物音を気にする必要がなく、一人で静かに過ごせる環境が整っています

室内に生活設備が完備されているため、一歩も外に出ることなく「暮らすように」滞在できるのが魅力です。

外部の刺激を遮断できる環境だからこそ、スマートフォンを置いて読書に耽ったり、日記を書いたりと、意識的に画面から離れるデジタルデトックスの時間を作れます。

また、自炊ができるキッチン設備があるため、食事の時間を丁寧に過ごせるのも魅力の一つです。料理に集中する時間は、自然とデジタルから意識が離れ、心を落ち着かせるきっかけにもなります。

電車やバスを利用して周辺の自然スポットへアクセスもしやすく、散策や景色を楽しむ「デジタルから離れた外出」を気軽に取り入れられる宿です。

2.The Nature Asahikawa(ナチュラルモダン1LDK:旭川)|木の温もりが感じられる落ち着いた空間でリラックス

項目内容
施設名The Nature Asahikawa
アクセス徒歩:JR旭川駅より約8分
特徴・木材を活かしたナチュラルモダン内装
・視覚的ノイズが少なくリラックスしやすい
公式サイトhttps://www.airbnb.jp/rooms/1270213392332749343

The Nature Asahikawa(ナチュラルモダン1LDK)は、木の素材感を活かした落ち着いた内装が特徴の宿です。

視覚的な刺激が少なく、画面を見る時間が自然と減るため、スマートフォンから離れた滞在ができる環境が整っています

街中に位置しながらも周辺環境は穏やかで、一人の時間を十分に確保できます。周囲の喧騒から切り離されたプライベートな空間により、初めての一人旅でも周囲に気を使うことなく、心からリラックスして過ごせるでしょう。

さらに、JR旭川駅から徒歩約8分という好立地により、移動による体力の消耗や時間の浪費を最小限に抑えられます。

移動にかかる負担を軽減できる分、宿で静かに自分と向き合う時間が生まれるため、デジタルデトックスを目的とした一人旅にはふさわしい環境だといえます。

3. MAOIQ(長沼町)|【一棟貸し】「日常の圏外」へ逃げ込む丘の上の家

出典:MAOIQ

項目内容
施設名MAOIQ(マオイク)
住所北海道夕張郡長沼町加賀団体
アクセス車:新千歳空港から約25分、札幌から約60分
特徴・丘の上に佇む一棟貸しヴィラ
・周囲に人工物が少なく日常ノイズが届かない
公式サイトhttps://maoiq.jp/ 

MAOIQ(マオイク)は、北海道長沼町の丘の上に佇む一棟貸しのヴィラです。

コンセプトは「なにもしない贅沢」。電波が完全に遮断されるわけではありませんが、見渡す限り広がる牧草地と空に囲まれた環境は、日常のノイズが自然と遠ざかる感覚を与えてくれます。

周囲に建物はほとんどなく、聞こえてくるのは風の音や鳥の声だけなのが、かえって贅沢です。

“暮らすように泊まる”スタイルで、朝は地元のパンと新鮮な卵を使った食事をいただけます。焙煎されたばかりのコーヒーを淹れる、そんな丁寧な朝の時間が、デジタル情報に疲れた思考をリセットしてくれます。

新千歳空港から車で約25分、札幌からも約60分とアクセスは比較的良好ですが、公共交通機関での移動は難しいため、車での旅に慣れている人向けです。

環境ごと切り替え、静かな場所で思考できる、デジタルデトックスに適した宿です。

4.然別峡 かんの温泉(然別峡)|圏外の秘境でデジタル遮断

出典:然別峡 かんの温泉

項目内容
施設名然別峡 かんの温泉
住所北海道河東郡鹿追町字然別国有林145林班
アクセス車:JR帯広駅から約80分
特徴・携帯電話が圏外になる環境
・何もしない時間を強制的に作れる
公式サイトhttps://www.kanno-onsen.com/ 

然別峡 かんの温泉は、北海道でも屈指の秘境と呼ばれる然別峡にある温泉宿です。特徴は、携帯電話が圏外になる環境にあります。

意識してスマートフォンを置く必要すらなく、滞在した瞬間からデジタルとの断絶が完了します。連絡が取れない、情報が入らないという状態が、かえって安心感につながる人も多いでしょう。

周囲には観光施設や娯楽もほとんどなく、刺激が極端に少ない環境のためデジタルデトックスに向いています。

温泉に入る、ぼんやり外を眺める、早く眠るといった、シンプルな行動で落ち着いた時間が叶います。

源泉かけ流しの温泉での入浴は、身体の疲れだけでなく頭の緊張もゆるめてくれます。何もない状況そのものが贅沢に感じられるため、強制的に休息モードへ切り替えたい人には最適な宿です。

アクセスはJR帯広駅から車で約80分とやや不便に感じるかもしれませんが、その距離感も含め、本気でデジタルから離れたい人向けの滞在先です。

【関東】デジタルデトックス一人旅におすすめの宿3選

関東エリアは、都市部からのアクセスがよい一方で、日常の喧騒から完全に離れるのは難しいと思われがちです。

しかし、移動時間を抑えつつも、心身を鮮やかに切り替えられる魅力的な宿は数多く存在します。

ここでは、一人でも気兼ねなく滞在でき、深い静寂に浸れる3つの宿を厳選してご紹介します。

  • 1.草津温泉 Hotel KURBIO(群馬)|静けさを設計したデトックス向け宿で心を癒す
  • 2.THE HOUSE on the beach(神奈川)|【一棟貸し】波音に癒される海辺の隠れ家
  • 3.湯河原リトリート ご縁の杜(神奈川)|自分と向き合う宿で日帰り利用も〇

遠出が難しい人や、初めてデジタルデトックス一人旅に挑戦する人にも取り入れやすい宿ばかりです。

1.草津温泉 Hotel KURBIO(群馬)|静けさを設計したデトックス向け宿で心を癒す

出典:草津温泉 Hotel KURBIO

項目内容
施設名草津温泉 Hotel KURBIO
住所群馬県吾妻郡草津町草津226-63
アクセス・徒歩:草津温泉バスターミナルから約13分
・車:碓氷軽井沢ICから約1時間10分
特徴・「静寂」を重視したコンセプト設計
・都心からアクセスしやすい
公式サイトhttps://www.kurbio.com/ 

草津温泉 Hotel KURBIOは「生まれ変わる、こころとからだ」というコンセプトを掲げた宿です。

温泉街の喧騒から少し離れた林の中に位置しているため、館内は落ち着いた空気に包まれており、意識的に休息へと切り替えやすい環境が整っています。

ラウンジはもちろん、客室やレストランの窓からも、美しい森林を眺めながら過ごす時間は贅沢です。

館内で楽しめる温泉は、身体を温めて緊張をほぐすだけでなく、思考をゆるめる役割も果たします。湯上がりに何もせず過ごすひとときは、頭の中が静まり、自然と雑念が消えていくような感覚をもたらすでしょう。

また、草津温泉バスターミナルから徒歩圏内とアクセスしやすく、都心からの移動負担が少ないため、気軽にデジタルデトックスをしたい人に向いています。

2.THE HOUSE on the beach(神奈川)|【一棟貸し】波音に癒される海辺の隠れ家

出典:THE HOUSE on the beach

項目内容
施設名THE HOUSE on the beach
住所神奈川県三浦郡葉山町堀内1055-6
アクセスバス:JR横須賀線 逗子駅下車、海岸廻り葉山行きバス「森戸神社」下車
徒歩:「森戸神社」下車 2分
特徴・一棟貸しで完全プライベート
・波音のみが響くオーシャンビュー
公式サイトhttps://www.thehousehayama.com/

THE HOUSE on the beachは、神奈川県葉山町にある一棟貸しの宿です。

ギリシャ・サントリーニ島を想起させるような真っ白な内装は、余計な色彩情報が少なく、視覚的なノイズを抑えてくれます。外から聞こえるのは海の景色と波音だけで、自然のホワイトノイズに包まれる環境は、デジタル機器から意識を離すのに適しています。

一棟貸しのため、他の宿泊客を気にする必要がなく、時間の使い方をすべて自分で決められる点も一人旅向きです。

スマートフォンを置いて海を眺める、何も考えずに音を聞くといった行為が、無理なく日常に組み込まれます。

3.湯河原リトリート ご縁の杜(神奈川)|自分と向き合う宿で日帰り利用も〇

出典:湯河原リトリート ご縁の杜

項目内容
施設名湯河原リトリート ご縁の杜
住所神奈川県足柄下郡湯河原町土肥5-4-6
アクセス・徒歩:JR湯河原駅から約5分
・車:厚木ICから約50分
特徴​​・​​読書や思考の整理に向いた館内設計
・一人滞在が自然に成立する雰囲気
公式サイトhttps://goennomori.jp/ 

湯河原リトリート ご縁の杜は「本来の自分に還る旅」をコンセプトにした滞在型リトリート施設です。

館内は、体と心を整えながら自分自身の内面と静かに向き合える空間として設計されています。過度な演出や刺激は一切ありません。読書や思考の整理に没頭したり、あえて目的を持たずに佇んだりと、静寂そのものを堪能できる設計です。

日帰り利用が可能で、一人旅での宿泊に抵抗がある人でも、短時間からのデジタルデトックスを試すことができます。

JR湯河原駅から徒歩圏内とアクセスが良く、移動による疲労を抑えながら、静かな時間を確保したい人に向いている宿です。

【中部】デジタルデトックス一人旅におすすめの宿2選

中部エリアには、スマートフォンを自然と手放せるような工夫が施された宿が点在しています。

ここでは、一人旅でも気兼ねなく、日常の喧騒を忘れてリフレッシュできる宿を厳選してご紹介します。

  • 1.星のや軽井沢(長野県)|デジタル機器を預けてアクティビティに没頭!デジタルデトックスツアーも
  • 2.べにや無何有(石川県)|山庭全体を眺めながら「空っぽ」という贅沢を味わう宿

以下で特徴や魅力を詳しく解説します。

1.星のや軽井沢(長野県)|デジタル機器を預けてアクティビティに没頭!デジタルデトックスツアーも

出典:星のや軽井沢

項目内容
施設名星のや軽井沢
住所長野県北佐久郡軽井沢町長倉2157−428
アクセス・電車:JR軽井沢駅から無料シャトルバスで約40分
・車:上信越道 碓氷軽井沢ICから約25分
特徴・デジタル機器預かりプログラム
・一人参加可能な自然アクティビティ
公式サイトhttps://hoshinoresorts.com/ja/hotels/hoshinoyakaruizawa/sp/story5/ 

星のや軽井沢では、デジタル機器から離れる専用プログラムが用意されています。

滞在中は、客室にてスマートフォンやパソコンなどのデジタル機器を預け、長野県の伝統的工芸品である「軽井沢彫」の文箱に収めます。

単にデジタル機器を「隠す」のではなく、美しい工芸品に託すことで、不思議と手放す寂しさが消えて、無理なくデジタルデトックスができるでしょう

敷地内では、森に囲まれた環境の中での乗馬体験など、身体感覚に意識を戻すアクティビティが用意されています。一人での参加も可能なため、他人に気を遣うことなく、自分のペースで体験に没頭できます。

JR軽井沢駅から無料シャトルバスでアクセスでき、移動の負担が少ない点も一人旅向きです。

2.べにや無何有(石川県)|山庭全体を眺めながら「空っぽ」という贅沢を味わう宿

出典:べにや無何有

項目内容
施設名べにや無何有
住所石川県加賀市山代温泉55-1-3
アクセス・電車:JR加賀温泉駅から無料シャトルバスで約15分
・車:北陸道 加賀ICから約20分
特徴・山庭を一望できる客室
・テラス
・図書室やスパなど静的施設が充実
公式サイトhttps://mukayu.com/

べにや無何有(むかゆう)は、その名の通り「何もないこと」を贅沢とする宿です。

情報や刺激を足すのではなく、あえて余白をつくることで、忙しない日常で溜まった疲れをリセットできるような空間が広がっています。

敷地内のテラス「月見台」からは、山桜や紅葉といった四季折々の美しい自然を一望できます。

露天風呂付きの客室からも同様の景色を楽しめるため、滞在中は常に視界に自然が入り、視覚からも癒やされるでしょう。

館内には、静かに過ごせる図書室や、心身の緊張をゆるめるスパなど、自分と向き合える施設が揃っています。

一人旅向けの宿泊プランも用意されており、単身でも気兼ねなく滞在できる配慮がなされています。

JR加賀温泉駅から無料シャトルバスでアクセスでき、移動による疲れを感じることなく、深い休息に入る環境が整っています。

【関西】デジタルデトックス一人旅におすすめの宿3選

関西エリアは、観光地として知られる場所が多い一方で、静かに過ごすことを前提とした宿もあります。

ここでは、関西でデジタルデトックス一人旅におすすめの宿を紹介します。

  • 1.城崎温泉 三木屋(兵庫県)|何もしない時間が贅沢な文学宿
  • 2.ume, yamazoe(奈良県)|山間集落で徹底して静かな時間を過ごす
  • 3.GLAMP ELEMENT(滋賀)|【グランピング】水辺の静寂でカヌーを漕ぐ

賑わいから一歩離れ、空間そのものが落ち着きをもたらす宿を選ぶことで、無理なくデジタルデトックスを実現できます。

1.城崎温泉 三木屋(兵庫県)|何もしない時間が贅沢な文学宿

出典:城崎温泉 三木屋

項目内容
施設名城崎温泉 三木屋
住所兵庫県豊岡市城崎町湯島487
アクセス・車:但馬空港ICから約30分
・徒歩:JR城崎温泉駅から約15分
・送迎バスあり(要予約)
特徴・庭や廊下など視覚的余白が多い
・一人でも浮かない落ち着いた雰囲気
公式サイトhttps://kinosaki-mikiya.jp/

城崎温泉 三木屋は、城崎温泉の中でも長い歴史を持つ老舗旅館です。

手入れの行き届いた300坪の日本庭園や、歴史ある建築美を眺めているだけで心が落ち着きます。スマートフォンに触れることさえ忘れてしまうような穏やかな時間が流れています。

また、派手な装飾や騒音がない館内は、目に入る情報量が少ないため、自然と読書や自分自身との対話に意識を向けられます。一人旅でも周囲に気兼ねすることなく「一人で完結する過ごし方」ができるでしょう。

2.ume, yamazoe(奈良県)|山間集落で徹底して静かな時間を過ごす

出典:ume, yamazoe

項目内容
施設名ume, yamazoe
住所奈良県山辺郡山添村片平452
アクセス・車:山添ICから約10分
・最寄り駅までの送迎あり(要予約)
特徴・山奥の集落に位置し情報から遠い
・自然音のみの環境で散歩
・読書中心のアナログ滞在
公式サイトhttps://www.ume-yamazoe.com/ 

ume, yamazoeには、奈良県の山間集落に位置し、日常の喧騒から物理的に距離を置ける絶好の環境にあります。

周囲に商業施設や観光地はほとんどなく、聞こえてくるのは風や鳥の声といった自然音のみです。

滞在中は、散歩や読書、静かな対話といったアナログな時間が中心です。刺激が極端に少ないため、スマートフォンに触れる理由そのものが薄れ「使わないこと」が無理なく受け入れられます

送迎サービスも用意されているため、車を使わない一人旅でもアクセスしやすくなっています。

3.GLAMP ELEMENT(滋賀)|【グランピング】水辺の静寂でカヌーを漕ぐ

出典:GLAMP ELEMENT

項目内容
施設名GLAMP ELEMENT
住所滋賀県米原市池下60-1
アクセス・車:北陸自動車道 米原ICより約15分
・JR米原駅下車、無料送迎バスで20分
特徴・客室専用カヌーで水上散歩
・プライバシー性が高い配置
公式サイトhttps://glamp-element.jp/ 

GLAMP ELEMENTは、水辺に囲まれたグランピング施設で、身体感覚を使ったデジタルデトックスを体験できます。

各客室には専用のカヌーが用意されており、好きなタイミングで使用できます。パドルを握り、水面を進むという単純な動作に集中すると、思考は自然とスッキリしてくるでしょう。

スマートフォンを置き、身体を動かす時間は、デジタル情報に疲れた頭をリセットするのに適しています。

客室は池の周囲に間隔を空けて配置されており、プライバシー性も高めです。デッキで水面や星空を眺めるだけの「何もしない」時間も作れます。

JR米原駅から無料送迎バスがあり、アクセス面のハードルが低い点も一人旅にはうれしいポイントです。

【中国】 デジタルデトックス一人旅におすすめの宿2選

中国地方には、都市部の喧騒から離れているからこそ味わえる、深い静けさに満ちた宿が点在しています。

中国地方にある、一人旅に最適な宿泊先を紹介します。

  • 1.The Nature Uno(岡山県)| 築40年の古民家をフルリフォーム。自然の中で人間本来の暮らしを堪能
  • 2. Entô(島根県)|「何もしない」ために海を渡る、ジオパークの隠れ家

宿に着くまでもが、自然や自分と向き合う贅沢な時間になるでしょう。

1.The Nature Uno(岡山県)| 築40年の古民家をフルリフォーム。自然の中で人間本来の暮らしを堪能

施設名The Nature Uno
住所岡山県玉野市玉4-22-2
特徴・築40年古民家をフルリフォーム
・抹茶
・南部鉄器でのお茶体験
公式サイトhttps://bizpato.com/thenature

The Nature Unoは、築40年の古民家をフルリフォームした一棟貸しの宿です。

館内にはあえて時計が置かれていません。太陽の光や鳥のさえずりで時の移ろいを感じる、人間本来の生活リズムを取り戻せる環境が整っています。

滞在の醍醐味は、五感を研ぎ澄ますアナログな体験です。

茶筅(ちゃせん)で抹茶を点て、南部鉄器の急須でお茶を淹れる静かな所作は、自然と呼吸を整えてくれます。日本庭園を眺めながら味わう一杯は、スマートフォンの画面越しでは得られない深い安らぎをもたらすでしょう。

また、瀬戸内国際芸術祭の舞台でもある宇野エリアに位置しているため、島々を巡りアートに触れることも可能です。

誰にも邪魔されないプライベートな古民家で、一日の余韻に静かに浸る時間は、一人旅ならではの贅沢です。

The Nature Unoの詳細はこちら

2. Entô(島根県)|「何もしない」ために海を渡る、ジオパークの隠れ家

出典:Entô

項目内容
施設名Entô(エントウ)
住所島根県隠岐郡海士町福井1375-1
アクセス・七類港・境港から高速船で約1〜2時間、フェリーで約3〜4時間
・菱浦港から徒歩約3分
特徴・テレビも時計もない客室
・全室オーシャンフロント
公式サイトhttps://ento-oki.jp/ 

Entô(エントウ)は、島根県・隠岐諸島の海士町にある宿です。

高速船やフェリーで海を渡る必要があり、その移動自体が日常から距離を置くための準備時間となります。

客室にはテレビも時計もありません。聞こえてくるのは波と風の音だけです。他の情報が入り込む余地がないため、デジタルデトックスに最適です。

すべての客室がオーシャンフロントで、目の前に広がるのはユネスコ世界ジオパークに認定された島前カルデラの景色。行き交う船や刻々と変わる海の表情を眺めているうちに、時間の感覚は次第に曖昧になっていきます。

また、建築も特徴的です。「間口が広く、奥行きが浅く、横に広い」という設計となっており、部屋のどこにいても自然の存在を近くに感じられます。

昼は海に包まれるように過ごし、夜は星を見上げながら眠る。何かをする宿ではなく、何もしないことが叶う宿です。

【一人旅】デジタルデトックス旅行の宿を選ぶ3つのポイント

デジタルデトックスの成功を左右するのは「意志の強さ」ではなく「宿の環境」です。

ここでは、スマートフォンを自然と手放せる理想的な環境を見極める、宿選びの3つのポイントを紹介します。

  • 自然環境や静けさはどうか
  • 一人旅に向いている宿か
  • スマートフォンを使わずに過ごせるか

以下で詳しく解説します。

1.自然環境や静けさはどうか

デジタルデトックスには、視覚や聴覚への刺激が少ない自然の多い場所が最適です。

人通りが多く、車や人の声が絶えない立地では、どうしても情報や刺激が入り込みやすくなります。

必ずしも山奥へ行く必要はありませんが、以下のように五感で楽しめる環境があるかどうかを確認しましょう。

  • 周囲の雑音が少ない
  • 景色を眺めたり、散歩をしたりできる
  • 風や水音、鳥の声などを感じられる

こうした五感を満たしてくれる場所では、脳が休息モードに切り替わり、スマートフォンを手に取る頻度が自然と下がります。

2.一人旅に向いている宿か

どれだけ環境が良くても、一人で滞在しづらい宿では、気疲れしてしまうことがあります。

そのため「一人で泊まること」が前提として受け入れられている宿かどうかは重要です。

例えば、以下のような要素があると、心理的な負担が大きく下がります。

  • 一人旅歓迎を明記している
  • おひとりさま専用、または単身向けプランがある
  • 館内で一人客が浮かない雰囲気

また、一棟貸しや客室同士の距離が確保されている宿など、プライベート性の高さもポイントです。

3.スマートフォンを使わずに過ごせるか

デジタルデトックスは「スマートフォンを使わないように我慢する」ことでは長続きしません。重要なのは、使わなくてもストレスを感じない環境があるかどうかです。

したがって、デジタルデトックスを目的とするなら、以下の点を意識して宿を選んでみてください。

  • 読書や思索に使える落ち着いたスペースがあるか
  • 照明や音量など、静かに過ごす前提の設計になっているか
  • デジタル機器を「手放すための仕組み」が用意されているか

デジタル機器の預かりサービスや、客室に時計やテレビを置かない設計などは、利用者が自然とデジタルから離れるための強力なサポートとなります。このような「物理的にスマートフォンに触れにくい仕組み」が整った宿を選ぶことで、自分の意志の力に頼ることなく、穏やかな時間を過ごせるでしょう。

スマートフォンを置いて何をする?デジタルデトックス旅行×一人旅での過ごし方

デジタルデトックス旅行に興味はあっても「スマートフォンを置いたら手持ち無沙汰になってしまうのではないか」と不安を感じる方もいるでしょう。

しかし、一人旅という自由な環境であれば、特別なアクティビティを用意しなくても、情報の波から離れるだけで「贅沢な空白の時間」が生まれます。まずは生産性や効率を一旦忘れ、次のようなアナログな過ごし方に身を委ねてみてください。

過ごし方具体的な内容
目的のない散策に出る地図アプリを見ずに、気の向くままに歩いてみる
思考を紙に書き出すSNSに投稿する代わりに、ノートや日記に今の感情を綴る
五感を研ぎ澄ます窓の外を眺める、風の音を聞く、温泉の湯触りを楽しむ
何もしないを受け入れるカフェでぼんやりと過ごし、脳を徹底的に休ませる

こうした「自分の感覚を取り戻す時間」を没頭して楽しむためには、スマートフォンやデジタル機器を物理的に遠ざける工夫が欠かせません。

例えば、以下のような行動をとることで、意志の力に頼らずとも、自然とデジタル機器から離れられます。

  • 散歩に出るときは客室に端末を置いて鍵だけを持つ
  • 館内では時計を気にせず、空の明るさやお腹の減り具合で時間を感じる

いきなり完全に手放すのが不安な場合は「食事の時だけは部屋に置く」といった小さなステップから始めても十分な効果があります。

デジタルデトックス一人旅は、何かを達成することではありません。余計な情報や役割を脱ぎ捨て、本来の自分に戻る時間をゆっくりと味わってください

デジタルデトックス旅行×一人旅で休息時間を

デジタルデトックス一人旅は、特別なことをする旅ではありません。スマートフォンや通知、情報に囲まれた日常から一度距離を置き、心の余白と本来の感覚を取り戻す時間です。

誰かに合わせたり、予定を詰め込んだりする必要もなく、静かな環境で自分のペースを取り戻す。そうした時間を持つことで、思考が整理され、気持ちにゆとりが生まれていきます。

満足度の高いデジタルデトックス旅行にするためには、以下のような点を意識して宿を選ぶことが大切です。

  • 静けさや自然を感じられる環境か
  • 一人でも気兼ねなく過ごせる宿か
  • スマートフォンを使わずに過ごせる設計があるか

なかでも「時計のない空間で人間本来のリズムを取り戻したい」「アナログな体験に没頭したい」という方には、岡山県・宇野エリアにある一棟貸しの宿「The Nature Uno」が最適です。

築40年の古民家をフルリノベーションしたこの宿には、あえて時計が置かれていません。小鳥のさえずりで目覚め、南部鉄器で丁寧にお茶を淹れる。そんな静かな所作の繰り返しは、デジタル社会で疲れた心身を深く癒やしてくれるはずです。

また、瀬戸内国際芸術祭の舞台である島々へのアクセスも良好なため、アート巡りと休息を組み合わせた滞在も叶います。

日常の喧騒から離れ、誰にも邪魔されない自分だけの時間を過ごす。今回紹介した宿を参考に、ぜひあなたなりのデジタルデトックス一人旅を計画してみてください。

The Nature Unoの詳細はこちら