資格不要!?海外の不動産業界で必要な資格とは?

「海外の不動産エージェントで働くためには、どんな資格を持っておくとよいのかな」

「海外不動産を扱うための資格の取得方法が知りたい」

このように、海外不動産を扱うための資格や取得方法が分からないと悩まれていることでしょう。

海外不動産を扱ううえで、資格が必要ない国もありますが、資格を取得すると業界での信用度が増し、活躍の場が広がります。

持っておくとよい資格は各国で異なりますが、日本でいう宅建と同じレベルの資格を取得すれば、それぞれの国で不動産を扱えるようになると考えてください。

実際に資格を取得すると、国によっては、年収1,000万円を超えることもあるため、資格取得の難易度と平均年収の高さで資格取得する国を選ぶことをおすすめします。

本記事ではどの国がおすすめかも含めて、各国の不動産エージェントの平均年収などを解説していきます。

海外の不動産業界で働くために持っておきたい資格とは?人気の3カ国を解説!

海外不動産を扱うためには、国にもよりますが、日本でいう宅建のような資格の取得が必要とされています。世界中にはいろいろな国がありますが、中でも難易度が低かったり、年収が高かったりする下記の3か国についてお伝えします。

  1. アメリカ
  2. オーストラリア
  3. フィリピン

この3カ国は海外不動産の取引において、とても人気がある国です。不動産の資格について調べている方はぜひ参考にしてください。

1.アメリカ不動産業界ではどんな資格がある?

アメリカの不動産業界で取得するとよい主な資格は、下記の5つに分けられます。

  1. CIPS国際不動産スペシャリスト /CIPS International Real Estate Specialist Qualification
  2. 米国セールスパーソンライセス/Real Estate Sales Person Qualification
  3. 米国ブローカーライセンス/Real Estate Broker Person Qualification
  4. 米国不動産経営管理士/CPM (Certified Property Manager)
  5. 米国不動産鑑定士(4段階に分けられる)

資格によって、受験資格や試験内容が異なり、レベルにも大きく差があるので、順を追って解説していきます。

CIPS国際不動産スペシャリスト/CIPS International Real EstateSpecialist Qualification

CIPSとは、全米リアルター協会(NAR)が運営する国際資格です。

合格すると、アメリカを含む世界50カ国のNARのネットワークメンバーとして公式サイトに登録されます。登録後は、メンバー達といつでもやり取りができ、世界中の不動産情報がいち早く手に入れられるようになるため、海外不動産に携わる方にとって魅力的な資格です。

CIPSを取得するためには、NAR認定の5科目の教育課程を修了し、5回の試験に合格しなければなりません。

資格取得には、国際不動産取引を行う実務者として習得しておきたい、各国の慣習や不動産事情、法律等を勉強する必要があります。この試験では、幅広い分野が出題されるので、とても難易度が高い資格です。

しかし、日本国内でも受験が可能で、資格の保持も日本で行えるため、この記事を読まれている方の中にも受験された方がいるでしょう。

アメリカだけでなく、世界中の不動産業界にアンテナを張っておきたいと考えている方は、ぜひ取得しておきたい資格です。

米国セールスパーソンライセス/Real Estate Sales Person Qualification

米国セールスパーソンライセンス/Real Estate Sales Person Qualificationとは、アメリカの不動産ビジネスに必要な資格で、日本でいう宅建(宅地建物取引士)にあたります。ただし、日本の宅建とは違い不動産業を独立して開業することはできないので注意が必要です。

受験資格は、18歳以上であれば、国籍は関係なく、学歴や実務経験も問われないため受験しやすいといえます。

資格取得は、不動産専門学校やコミュニティーカレッジの不動産コースで75時間の講習を受け、学校の試験に合格した後、勤務地である州の認定試験に合格することが条件です。

また資格取得後の保持についても、勤務先の州で2年ごとに更新が必要となります。日本で受験したり、更新したりすることはできません。

アメリカの不動産業界で働くために、最初に取得すべき基本的な資格といえるでしょう。

米国ブローカーライセンス/Real Estate Broker Person Qualification

米国ブローカーライセンス/Real Estate Broker Person Qualificationとは、アメリカにおいて医師、弁護士に並んで「3大資格」と称されるほど取得難易度が高い国家資格です。

米国ブローカーの下で働かなくてはならないセールスパーソンに対し、米国ブローカーは、独立して開業できるのが特徴です。

受験資格は、18歳以上で四大を卒業している者で、四大を卒業していない者は不動産業界で2年の実務経験がある者に限られます。

資格取得には、州によって承認された仲介業者トレーニング講座で45時間の講習を受け、学校の試験に合格した後、勤務先である州の認定試験に合格しなければなりません。

また資格取得後の保持においても、勤務先の州で2年ごとに更新が必要となります。日本で受験したり、更新したりすることはできません。

税金や不動産金融、仲介業者の運営、不動産投資、建設と開発、不動産管理、商法に適用される法律を学ぶため、幅広い知識と、高い語学力が求められます。

資格取得は非常に難しいものですが、この資格があれば、アメリカ不動産業界での年収が上がる可能性がとても高くなります。開業できるというメリットもあるため、アメリカ在住の方で不動産業を開業したり、転職で有利に活かしたい方にはおすすめです。

米国不動産経営管理士/CPM (Certified Property Manager)

米国不動産経営管理士「CPM」とは、米国シカゴにあるIREMが認定している資格です。現在はアメリカを含む25カ国以上で広まっている資格で、アメリカでは、弁護士や税理士などと同様の地位にあるといわれています。

受験資格は、不動産管理業務の経験が3年以上であることが必要です。

日本でも受験可能なため、本記事を読んでいる方の中にも挑戦された方がいることでしょう。

資格取得には、受講期間も、試験時間も長いのが特徴です。試験に合格するまでの流れは下記の通りです。

  1. IREMの認定を受けた学校で、8つの必須教科の講習を受ける
  2. 履修した科目の試験に合格する
  3. CPM検定(制限時間は4時間で150問を解く試験)に合格する
  4. MPSA試験(Management Plan Skills Assessment)の2日間かけて行う論文のテストに合格する

この資格を取得すると、不動産の投資分析、ファイナンスやマーケティング、また不動産のメンテナンスや人材管理、改善プランの方法が理解できるようになります。

オーナーへ不動産の賃貸経営を成功に導くための提案ができる証明になるので、日本においても、試験に挑戦する方が多い資格といえるでしょう。

米国不動産鑑定士

米国不動産鑑定士とは、日本でいう不動産鑑定士と同じような資格で、4つのレベルに分かれています。この資格を取ると、どんな仕事ができるようになるのかを簡単に解説するので参考にしてください。

下記にいくほど資格の難易度が上がります。

  1. AT-traineeLiciense
  2. AL-Residential License
  3. AR-Certified Residential license
  4. AG-Certified General License

では、順を追って、4つの米国不動産鑑定士について説明します。

AT-traineeLiciense

ATは、不動産鑑定士の最高位であるAGの監督下で働く、研修生です。

不動産の事前調査と検査をし、改善する方法を学んだり、重要な敷地や市場の状況を調べたりします。

AL-Residential License

ALは取引金額が最大100万ドルまでの住宅不動産を鑑定できます。

州で認可されている不動産鑑定士の学歴、経験、実績要件を満たしていることが条件です。

AR-Certified Residential license

ARは、ALとは異なり、取引金額に関係なく住宅不動産の鑑定ができます。

州で規定されている経験年数と教育要件を満たしていて、州による認定試験に合格する必要があります。

AG-Certified General License

AGは、米国不動産鑑定士の中で最も高い地位の資格保持者です。

一般的な住宅不動産だけでなく、商業施設、工業施設など、全ての不動産の評価ができます。

2.オーストラリア不動産業界ではどんな資格がある?

ここまでアメリカの資格についてお伝えしてきましたが、オーストラリアも給料が高いことで有名です。オーストラリアの不動産業界で取得するとよい主な資格は、2つに分けられます。不動産業を開業できる資格と、日本でいうところの不動産鑑定士の資格です。

基本給が高くビザも取りやすいオーストラリアですが、不動産業界における資格は、オーストラリアの大学や専門学校での履修が必要となるので、留学費用など初期投資がかかります。

下記に、オーストラリア不動産業界の2つの資格について、簡単に紹介していきます。

  1. 宅地建物取引士免許/Real Estate Agent Licence
  2. CPV認定鑑定士/Certified Practising Valuer

宅地建物取引士免許/Real Estate Agent Licence

日本の宅建のような資格で、実際に開業できます。オーストラリアの不動産業界で、とても価値がある資格です。

Real Estate Agent Licenceの取得要項は、州によって大きく異なります。

必ず、以下の5項目を勤務したい希望の州に確認し、取得要項を満たすようにしてください。

  1. 資格をとりたい州で、受験可能な年齢と教育要件を確認する
  2. 州に認可された不動産スクールまたは認定コースを調べて受講する
  3. 不動産業界で最低でも1年以上の実務経験を積む
  4. 自分が勤務する州に必要な保険に加入する
  5. 宅地建物取引士免許を申請する

この条件を満たすと正式にReal Estate Agent Licenceを取得できます。

CPV認定鑑定士/Certified Practising Valuer

CPV認定鑑定士とは、Australian Property Institute(API)が認定する資格です。日本の不動産鑑定士にあたります。

不動産鑑定士とは、不動産や土地の価値を見積ったり、企業の資産価値や保険で建て替える建物の費用を見積ったりする仕事です。

この資格は、取得難易度が高く、以下の6つの項目をクリアする必要があります。

  1. 17歳以上である
  2. APIのCPV認定コースを修了している(あるいは、特化した不動産サービスであるVET資格を取得している)
  3. 英語と数学の上級中等証明書がある
  4. 認定された学校の不動産に関する学士号を取得している
  5. 過去4年間に、不動産業界で2年以上の経験を積んでいる
  6. 評価理論と実務に関する面接で合格する

この条件を満たすと、CPV認定鑑定士としての称号が与えられます。

3.フィリピン不動産業界ではどんな資格がある?

最後に、移住しやすく物価も安いフィリピンについてです。フィリピンの不動産業界で取得するとよい主な資格は、不動産取引業者/Licensed Real Estate Broker examinationになります。

しかし、フィリピン不動産業界における資格は、フィリピンの国籍を持っていなければ受験ができません。そのため、ほとんどの方はそもそも受験できないため、アメリカやオーストラリアの資格取得の方がおすすめです。

とはいえ、念の為、Licensed Real Estate Broker examinationの資格についても説明していきます。

不動産取引業者/Licensed Real Estate Broker examination

不動産取引業者/Licensed Real Estate Broker examinationとは、日本でいう宅建と同様の資格になり、不動産業を独立して開業できます。アメリカのブローカーと似ています。

資格取得には、フィリピンのカレッジにて、144単位を修得する講義を受講することが必要です。既に4年間の免許を取得済の不動産営業担当者の場合は、72単位を修得すればよいとされています。

国の認定試験に合格することで、Licensed Real Estate Broker examinationの資格が与えられます。

資格取得後の保持は、3年ごとに更新が必要です。CPE programを受講し、3年間で60単位を取得しなければなりません。

とはいえ、先程お伝えした通り、フィリピンの国籍を持っていないと受験資格が与えられないので、一般的な日本人には取得が難しい資格です。

海外の不動産の資格を持って働くために業界で必要な英語力はどれくらい?

ここまで、3カ国の主な不動産資格についてお伝えしてきました。

資格受験だけでなく、海外の不動産業界において仕事をするうえで、必要な英語力とはいったいどのくらいのものなのでしょうか。

結論からお伝えすると、

最低でもTOEIC870点以上は持っておきたいとされています。

資格にもよりますが、受験には、英文の不動産関係の法律や契約書を理解して試験に合格しなければならず、難易度は高めです。

また、勤務先の大家さんや修理業者さんは現地の人が多く、対応は全て英語になるので、高いコミュニケーション力が必要となります。

海外不動産を扱うための資格をようやく取れたとしても、現地で働くために必要なのは言葉の壁だけではありません。文化や慣習の違いもあるため、大きな心構えがいるでしょう。

海外不動産の資格を持って働く人の平均年収を3カ国で徹底比較!

それでは、英語力も十分備わり資格を取得できたら、どの国で働くのが、最も高い収入を得られるのでしょうか。

資格や営業力で差があるものの、アメリカとフィリピンでは年収が大きく変わります。3カ国を比較してみると、以下のような感じになります。

  1. アメリカ:約2300万円~323万円
  2. オーストラリア:約1000万円~700万円
  3. フィリピン:約155万円~88万円

1.アメリカ不動産の資格をもって働く人の平均年収は?

アメリカの不動産業界の年収については、ピンキリであるのが実情です。

米国の上位10%のブローカーの年収は平均163,540ドル(日本円で約2300万円)と高収入であるのに対し、下位10%の収入は22,750ドル(約323万円)にとどまります。

この背景には、不動産ブローカーの多くの場合はコミッションによって報酬が支払われるため、業界慣習があるためです。契約の受注数が多ければ、年収も青天井ですが、契約を取れなければ年収は低いままになってしまいます。

そのため、営業力と人脈が非常に重要なのがアメリカの不動産事情です。

2.オーストラリア不動産の資格をもって働く人の平均年収は?

次にオーストラリアの不動産エージェントで働く人の平均年収をみていきましょう。

オーストラリアの不動産業界の平均年収は安定して高収入です。おおよそ55,000豪ドル(日本円で約780万円)から70,000豪ドル(約994万円)の範囲内となっています。

日本の不動産業界の平均年収が423万円なので、基本給が高い人気のオーストラリアならではの平均年収といえます。

難しい資格を取得していけば、どんどん年収が上がっていきます。

3.フィリピン不動産の資格をもって働く人の平均年収は?

では、フィリピンの不動産取引業者/Licensed Real Estate Broker examinationの場合はどうでしょうか。

フィリピンの不動産仲介業者の総平均年収は620,411ペソ(日本円で約155万円)で、1~3年程度の経験しかない不動産取引業者の平均年収になると353,944ペソ(約88万円)です。

やはり、物価が安いフィリピン不動産業界の平均年収は、アメリカやオーストラリアと比べるとかなり低く、日本の平均年収の半分以下という結果になります。そのため、働くのであればオーストラリアが安定していて、青天井を目指すのであればアメリカが良いでしょう。

海外不動産の資格を持った人から不動産を購入する方法3選!

ここまで、海外不動産を取り扱うために、必要な資格や持っておくとよい資格を紹介してきました。

一方で、この記事を読んでいる方の中には、海外の不動産業界に興味を持っていて、これから不動産を購入していこうと考えている方もいることでしょう。

しかし、海外不動産の購入に関しては詐欺にあう例が後を絶たず、心配している方も多いはずです。

そこで今回、安全に海外不動産を購入するための3つの方法を以下に記載しました。

  1. 不動産の資格を持っている人を紹介してもらう
  2. SNSなどで知り合う
  3. エージェントを検索する

それでは、各手法について詳しく解説していきます。

1.不動産の資格を持っている人を紹介してもらう

もっとも安心できる方法は、実際に海外不動産を購入した人から、その国の不動産資格を持った人を紹介してもらうことです。

海外不動産を購入した経験がある、情報に詳しい人からの紹介を受けられれば、SNSなどで全く知らない人から購入するよりも詐欺にあう可能性は低くなります。

紹介してもらう人が持っている資格はもちろんのこと、どんな土地柄の物件であるかの詳細、物件購入にかかる費用や手数料、税金なども事前に教えてもらえるので安心です。

とはいえ、なかなかそのような人に知り合う機会がないという方が多いでしょう。

その場合は、海外不動産を実際に購入した方が開催しているセミナーや海外不動産を扱うイベントに足を運んでみてください。

正しい情報を持っている人たちが集まっているので、そこから国認定の資格を持った安心できる人材を紹介してもらえることも多いです。

2.SNSなどで知り合う

次に、海外不動産を購入するための方法として、FacebookやTwitter(現X)、LINEなどのSNSで、正しい情報発信している人たちとつながるのも一つです。

例えばTwitterにて、検索窓やハッシュタグから海外不動産に関する情報を発信している人を探してフォローします。その人の発信内容に共感できると感じたら、リプやDMを送ってみましょう。Twitterで発信している人は大抵の場合、「お気軽にDMください」などと書かれているので遠慮はいりません。

また、FacebookやLINEでは、海外不動産に詳しい人たちが集まるグループがいくつも存在します。その中に入って投稿したり、コミュニティ内でチャットしたりするようになると仲間とつながることができ、より多くの情報が手に入ります。

投稿を通して知り合った人たちとの仲が深まれば、自然にオフラインで集まってランチに行くこともあり、その場で資格を持った人を紹介してもらったり、知り合ったりできるでしょう。

SNSで安全に不動産を購入したい方は、Twitterでフォローしたり、FacebookやLineのオープンチャットなどのコミュニティに参加してみたりすることをおすすめします。

3.エージェントを検索する

海外不動産を安全に購入したい方におすすめの3つ目の方法は、Googleなどの検索エンジンで不動産エージェントを探すことです。

例えば、代表的な3つのエージェントを紹介すると、以下のようになります。

  • 「セカイプロパティ」 世界中の不動産を扱う大手エージェント
  • 「OPEN HOUSE」アメリカ不動産を取り扱うエージェント
  • API Gateway」フィリピンの不動産を取り扱うエージェント

この3社は、日本で展開する会社なので、情報を手に入れることも購入することも、日本語でできて非常に安心です。

また、「API Gateway」は弊社と提携しているエージェントです。しっかりと資格をもった社員が在籍し、「自分が買いたくない不動産は紹介しない」という理念を持っているので、私自信、非常に信頼を置いているエージェントの1つです。

実際にどのようなフィリピンの不動産があるのかについては、こちらのLINEから確認してみてください。

海外不動産の購入で詐欺にあわないためには?

海外不動産において詐欺にあわないためには、本記事で紹介したような国の認定資格を持った人から購入することを意識しましょう。

これまで紹介してきたように、資格取得は、たくさんの勉強量と労力を使って受験に通らなければなりません。

資格を持っている人は、持っていない人と比べると、不動産に関する情報の正確さが段違いです。つまり、それぞれの資格は業界において、信用に値する証であるといえます。

資格を保有していない人から不動産を購入した場合によくある詐欺としては下記のようなものがあります。

  • 架空の物件を紹介され、前金を払ったら業者と連絡が取れなくなってしまう。
  • 業者に実際の物件価格より高く見積られてしまう。
  • 法的に違反している物件を売りつけられてしまう。
  • 実際には存在しない架空の仲介業者であり、はじめから詐欺の対象者を探している。

このような被害に遭わないようにきちんとしたエージェントを探してみてください。

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